この画像はEpic Meal Timeという超高カロリーの料理を作るYouTubeチャンネルです。ここまでムチャは出来ませんが、減量終了後は食事量をかなり上げても、あまり体脂肪を増やさずに絞れた状態を維持することは可能です。
それでも実際には、うまく体形を維持できない人がたくさん居ます。原因はいろいろで、盲目に減量を進めて、その後どうやって維持をするかまで考えていない場合や、ダイエット生活が厳しすぎたり期間が長過ぎたりして、終わった後は維持する余力が持てない場合、体重維持のためのカロリー計算を間違えてしまう場合などがあります。
減量後の「絞れた状態を維持できる最大の食事量」をどうやって見つけるかということになりますが、この記事では、カロリー計算ではなく、身体の変化に合わせて段階的に食事量を調整する方法を紹介します。
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オリジナル著者エリック・ヘルムスのTEAM 3DMJのステージ姿(本人は写真中央右)
アメリカではボディビルの人気が高まっており、2013年にはドラッグフリーのアマチュアコンテストが200以上開催されました。2014年にはさらにコンテスト数が増えると予想されています。
しかし、そんなアメリカでも、コンテスト前の準備期間の過ごし方については、科学的エビデンスに基づいた方法が十分に知られていないのが現状です。ボディビルというスポーツがアメリカほどメジャーでない日本では、手探り状態で減量せざるを得ない選手が少なくありません。
このサイトでも紹介しているエリック・ヘルムスを中心に、アラン・アラゴンとピーター・フィッチェンを加えた3人が、ボディビルコンテスト前の減量の進め方にヒントになる、過去64年分、214の科学的情報ソースを精査してひとつの論文にまとめてくれました。JISSNという世界最高水準のスポーツ栄養学の専門誌に掲載され、ネット上で誰でもアクセスできるようになっています。
コンテスト前のボディビルダーの参考になりそうな部分を抜粋して翻訳しました。当サイトのピラミッドシリーズと共通する部分もありますが、徹底的に参照文献も紹介されており、マニアックな内容になっています。今年のコンテスト出場に向けてピリピリしながら減量されている選手の助けになれば幸いです。
微量栄養素の管理というと小難しくて退屈なイメージがありますが、完全に無視してしまうのは良くありません。できるだけシンプルに、大事なポイントを押さえられるように紹介していきたいと思います。
ざっくりした概要は上記のとおりです。できるだけ簡潔で実践的な内容になるようまとめてみました。
体形改善のための重要度ピラミッド(1=最高重要度 / 5=最低重要度)
筋肉を増やすにも体脂肪を落とすにも、栄養管理を考える場合の優先順位はハッキリしています。ここがしっかり理解できていないと、必要のない出費が増えたり、ムダな努力に時間を費やすことにつながったりします。
ダイエット中にお酒を飲んでもいいかというのはよくある疑問です。
クライアントさんへのアドバイスでもアルコールを禁止してしまうことはありません。
ダイエットの成功には長期間続けられるということが大切なので、「まったく飲まない!」と決めてしまうのは現実的じゃないんですね。
ビール、カクテル、酎ハイ、いくつかルールを守れば、なんでも飲めます。
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A:血糖値のコントロールに欠かせない要素
B:空腹感を避けるための目安
C:過大評価されているだけでダイエットには意味なし