重要度ピラミッドの二段目は三大栄養素。もちろん「たんぱく質・炭水化物・脂肪」のことです。
ものすごくシンプルに言うとカロリー収支で体重の増減が決まり、三大栄養素で筋肉と脂肪の増え方・減り方が決まるとも言えます。実際にはもうちょっと奥が深いものですが、三大栄養素を押さえると目標の体形により近道になります。
増量・減量とカロリー収支の設定や、個人差に合わせて、各栄養素の量の決め方について解説します。さらにこのページでは、食物繊維とアルコールについても触れて行きます。
筋力トレーニングを始めると、ダレでもほぼ例外なく興味を持つのがプロテインパウダーです。
手軽に使える低脂肪なたんぱく源としては抜群に便利ですが、どうも誤解があったりうまく使えていない人も多いようです。いろんな商品が発売されていて、何を買えば良いのか、いつ、どれだけ飲めばいいのか分かりにくいのも確かです。
サプリメントメーカーや販売店のサイトを見れば、タイミングやら吸収速度やら複雑でスゴそうな説明がたくさん見れますが、実際どうすれば良いのか?
今回はできるだけカンタンに効果の出るプロテインパウダーの使い方を紹介したいと思います。
筋量を上げるにしても、脂肪を減らすにしても、とっても大事なたんぱく質。
当サイトでは除脂肪体重1キロあたり2〜3グラムの摂取を勧めています。
必要量が摂れていれば、食品えらびは悩まなくて良いというスタンスですが、たんぱく源って何があるのか、どんな特徴があるのかサッと紹介してみようと思います。
「1回の食事で摂るたんぱく質の内、身体が実際に使える量は限られている」という考え方がフィットネスの世界では長く語られています。
20〜30グラムぐらいが限度で、余分なたんぱく質は、酸化されるか(燃焼されるか)排泄されてしまうということです。30グラムを限度とするのが一番多いでしょう。
トレーニングをしている人の多くがこの話を信じて、苦労してたんぱく質を一日に何度にも分けて摂るようになりました。それを積み重ねる事で筋肉の同化を促したり、筋量維持を狙おうというワケですね。
「トレーニングが終わったら30分〜45分以内にプロテインシェイクを飲まないといけない」とよく言われます。しかし、なぜプロテインシェイクを飲むのか、どんな効果があるのか、ハッキリ説明されていないのも事実。
アメリカでは泣く子もだまる(?)スポーツ栄養学の専門家アラン・アラゴンがこのテーマにメスを入れています。
日本語で読んでも難しい記事になってしまいましたが、結局のところ「筋トレ直後のプロテインシェイク」の効果はまだハッキリしておらず、トレーニングの後あわててプロテインシェイクを作るより、一日の必要量を確実に摂る方がずっと大切ということです。