プロテイン選びのチェック項目
各メーカーが何種類ものプロテインパウダーを発売していて、なにを選べば良いのか分からなくなるかも知れません。
プロテインはたんぱく質でしかありません。栄養管理は普段の食事が基本なので、「プロテインはたんぱく質を補うもの」と考えるとワリとカンタンに答えは出ます。
① ホエイ or カゼイン
プロテインパウダーは大きく分けて2種類。ホエイは速く、カゼインはゆっくり吸収されます。
ただ、消化のスピードは胃の中にある食べ物すべてが影響し合うので、野菜など食物繊維の豊富な食べ物と一緒に摂るとホエイでもゆっくり吸収されます。
② 価格
ホエイかカゼインかが決まったら次に大事なのは価格でしょう。「増量タイプ」や「アスリート向け」などの名前が付いているものは、ほぼ例外なくムダに高くなります。
サプリメントメーカーを応援するのが趣旨じゃないので、特定のブランド紹介はしませんが、ホエイなら製品1グラムあたり2円台、カゼインなら3円台が目安になると思います。
大きなメーカーは2倍くらいの値段が付いている物も少なくないので、「値段÷内容量」で計算してみましょう。
③ たんぱく質含有量
商品によってたんぱく質の含有率が違います。70%くらいから90%を超える物もあります。成分表に100グラムあたりや1スクープあたりのたんぱく質量が記載されているのでチェックしてみましょう。
ホエイはWPIとかWPHとか製法によって含有率が変わります。含有率に比例して値段も高くなりがちですが、安くで買える含有率70%の製品も少し多めに飲めば効果は変わりません。
「増量用」などのタイプは炭水化物が多く入っていて、たんぱく質が30%もない場合もあります。炭水化物はおにぎりで間に合います。
たんぱく質の含有量と値段をチェックして選びましょう。
④ 味の好み
長く使い続けるには、好きな味を選ぶのは大事ですね。もうホントに好みの問題ですが、お気に入りが決まるまで小さいパックを買って試してみるのもアリでしょう。
⑤ BCAA
筋肉の成長に大切なアミノ酸「バリン・ロイシン・イソロイシン」です。メーカーによってはこのアミノ酸の含有量まで記載している製品もあります。
①〜④までチェックすればかなり候補は絞れていると思います。いろんな食材から必要量のたんぱく質を摂っていればBCAAも十分に摂れているので、ここまで細かく考えない方が幸せになれるかも知れません。
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