今日は、いつものフィットネス情報の記事ではなく、AthleteBody.jpに新しくメンバーが加わるご案内です。カナダでパーソナルトレーナー&指圧セラピストとして活動されている本橋直人さんです。通常、外部の方をお招きしている「ゲスト投稿者」ではなく、AthleteBody.jpの一員として迎え、これからは3人でサイト運営を行っていきます。
いつもこのサイトをご覧いただいている方には、強烈なサプライズだと感じられるかもしれません。周到な計画があったわけでなく、アンディの提案からトントン拍子で現実のこととなったので、当事者3人にとっても、おそらく「本橋さん > 八百 > アンディ」の順で驚いています。ここに至った経緯を要約してご紹介します。
アンディの胸中
AthleteBody.jpのミッション
「日本のフィットネス業界の底上げ」という目標を持ってサイト作りを始めて5年になりました。一個人が目指すには生意気なくらいの目標だと思います。
しかし、私が英語圏のコーチ仲間と付き合う中で見る英語のフィットネスの世界と、日本に住んでいて目にするフィットネス業界の現状には本当に大きなギャップがあり、なんとかその差を埋めることができないかと考えてきました。
2人でできることの限界
5年経って、サイトにはたくさんのアクセスが集まるようになり、オンラインでのパーソナルコーチングへの申し込みも増えました。サイトを読んでくれる人が増えて、影響力が大きくなると共に責任も大きくなると感じています。そのため、無料公開している記事は不必要に混乱を招かないようにトピック選びに注意が必要になります。それとは別に、日本語で制作したいと思っているeBookのコンテンツもたくさんあります。私の日本語力には限界があるので、翻訳、記事づくり、クライアントさんへのメール対応や、コメント欄での読者さんへの対応など八百の負担が大きくなります。
ユニコーン探し
サイトが大きくなるにつれて、2人だけで続けていくのは難しくなるときが来るだろうと思っていました。他に手伝ってくれる人が必要になるだろうと思っていましたが、AthleteBody.jpの運営を手伝ってくれる人を探すのは大変です。
- 英語でこむずかしい文章を読んで理解できる知識と英語力。
- それを分かりやすく伝えられる日本語力。
- 英語圏と日本のフィットネスの世界の違いに精通している情報力。
- 「フィットネス業界の底上げ」なんて目標を共有できるスピリット。
こんな条件で求人広告を出しても誰も捕まらないでしょう。まるで、ユニコーンを探すようなものだと思っていました。
八百の胸中
アンディの苦悩つゆ知らず(笑)
以前、アンディから「サイト作りを手伝ってもらえる人をチームに加えよう」という話はありました。
アンディとは一緒に仕事をするようになって5年ですが、知り合ったのは10年近く前になります。新しいメンバーを探す話があったときは、「さすが、業界を変えようなんて考える男は見てるモノが大きいなぁ」という程度に捉えて、具体的には考えていませんでした。良いサイトを作る、良い翻訳をするということに必死だったということもあります。
Atlas Training Systemsを見つける
本橋さんは、自身のブログでフィットネス情報を発信しています。そのブログ記事を書くにあたって参考にされている情報ソースを見ると、AthleteBody.jpに掲載している翻訳記事のオリジナル著者(英語圏のコーチや研究者)と驚くほど一致していました。読めば読むほど本橋さんのブログのファンになり、FacebookやTwitterで記事をシェアしたり、メールで個人的に連絡を取り合うようになりました。
eBook「肉体改造のピラミッド」の校正にご協力いただいたのも、この一連の流れの中で起きたことでした。本橋さんはeBookの情報元となった英語ビデオを見て、「素晴らしい内容だ!」と話していたので「日本語のeBook化に関わってくださいよ!」という運びになりました。
ノウハウ共有することに
本橋さんはカナダで活動していますが、日本に住む方に向けて、オンラインでのパーソナルコーチングを実施しようか迷われていました。悩みのポイントは「オンラインでちゃんと指導できるのか?」ということだったと思います。
AthleteBody.jpでも、オンラインの性質上、すべてのお申し込みをお受けできるわけではなく、直接指導を受けられるトレーナーさんを探してもらうようにお願いしてお断りすることも少なくありません。しかし、どういう相談はお受けできて、どういう相談はお断りするのかということも含めて、5年間の経験で改善を重ねてきたオンラインコーチングのシステムを持っています。
少しでもカナダのフィットネス仲間の助けになるかもしれないと思い付いて、「お互いの勉強にノウハウ共有しませんか?」と提案して、オンラインでのフィットネス指導について、Skypeであれこれ話し合いました。
アンディに話すと…
アンディとは、毎週1回、顔を合わせてミーティングを行っています。普段の会話は99%英語ですが、日本語にして再現してみます。(ちなみに仕事は英語ですが、アンディは日本語もかなり流暢で、日常生活に困ることはほとんどありません。)
アンディ:今週はKenからなにか話すことある?(アンディは八百のことをKenと呼びます。)
八百:うんうん。NaotoとSkypeでじっくり話したよ。オンラインコーチングに使う資料を共有して、あれこれ説明して。「とても参考になる。自分もシステム作りをしないと!」って話してた。役立ったみたいで良かった。
アンディ:じゃ、Naotoはこれからシステム作りなワケか…。
八百:うん。オンラインで十分なフィットネス指導ができるのかって悩んでたみたいだからね。
アンディ:AthleteBody.jpで一緒にやったら?
八百:…え?…えぇぇ??
加入決定までの話し合い
それからアンディも交えて相談を続けました。実際にAthleteBody.jpへの加入が決まるまでSkypeで10時間以上は話しました。
就職面接というような堅苦しい形ではありませんが、読者さんの信頼に応えるサイトづくりを続けるには、3人が同じ方向を向いてチームになれるかが本当に重要になるので、3人とも真剣です。結果として、どんな求人広告を出しても見つけられないメンバーを得られたと感じています。
AthleteBody.jpでの本橋直人の役割
記事の執筆
数日中に本橋さん本人の自己紹介を兼ねて、「科学的根拠に基づいたフィットネス指導」というトピックについての記事を掲載する予定です。その後も、本橋さんがAthleteBody.jp向けに書かれた記事を定期的に掲載していく予定です。もちろん、いつもの翻訳記事も継続します。
パーソナルコーチング
AthleteBody.jpのオンラインコーチとして、パーソナルコーチングのお申し込みをお受けできるようになる予定です。これまでもパーソナルトレーナーとして活動してきた経験と、英語・日本語問わず非常に多くの情報収集を続けてきた知識に加えて、実直な性格の持ち主で、素晴らしいコーチであることは間違いありません。
ただ、上記のように、AthleteBody.jpのオンラインでのコーチングスタイルに慣れるために、少し研修期間を経て、コーチデビューの予定です。
以上、新しいメンバー加入のお知らせでした。これを機に最近の更新頻度の停滞から少しでも脱却していきたいと思います。これからのAthleteBody.jpにご期待ください!
※ AthleteBody.jpの一員として「身内」になるので、今後サイト上では敬称を付けず「本橋」とします。仲が悪いワケではありませんのでご安心ください(笑)
twitterで見ていたので、親近感が勝手に出てます。
今後もトレーニング内容改善の参考にさせてもらいます。
このサイトってオールスターみたいな感じで一番見ててワクワクします。
これからもよろしくお願いします。
Rocketさん、こんにちは。コメントありがとうございます!
>このサイトってオールスターみたいな感じで
私も一読者側としてRocketさんと同じ意見でした。まさか私が仲間入りするとは夢にも思わなかったです。
これからさらに皆さまのトレーニングのお役に立てるサイトを作っていきます!よろしくお願い致します。
おめでとうございます!
以前から本橋さんのブログにはお世話になっていたのでツイッターで知ってとても驚きました。(個人的には今年一番のサプライズニュースです)
これからも最新の科学的根拠と経験に基づいたサイトづくり楽しみにしています!!
冴木さん、こんにちは!
ありがとうございます!Twitterもチェックしていただいているんですね。
次は、本人からの自己紹介と「科学的根拠に基づく」ってどういうことなのかという記事を掲載します。
チーム一丸となって、良いサイト作りをしていきたいと思ってます。楽しんでください^^
冴木さん、こんにちは!
ありがとうございます。私のブログもご覧になっていたとのことで、大変感謝しています。
>今年一番のサプライズニュース
驚かせてしまいました。実は私も今年一番でびっくりしています。
これから協力して、さらに素晴らしいサイトを作り上げていきます!
どうぞよろしくお願い致します。
すごい!
本橋さんのブログは日本語で読める信頼できる情報源の一つとして、拝見していました。
Athleteboduy.jp 大幅パワーアップですね。期待しています!!!
期待して! 🙂
あ、興奮してタイプミスしてました(笑
失礼しました。
ササキさん、コメントありがとうございます。
いつも私のブログもご覧頂いているのですね!大変感謝です。
ササキさんのご期待にお応えできますよう、良質な記事をこのサイトでも発信し、サイトのパワーアップに貢献していきます!
よろしくお願い致します。