懸垂は上背部を鍛えるのにとても効果的です。もうみなさんよく分かっていると思うので、くどくど説明しませんが、懸垂はキツいです。ジムでも良いフォームで懸垂をしている人を見る機会は少なく、ラットプルダウンマシンが人気なのも、懸垂がキツいからでしょう。
これから懸垂に迷う人がなくなるよう、この記事では以下の項目を解説します。
- 最適なトレーニング効果を狙うための負荷調整ガイド
- まったくの初心者からベテラントレーニーまでカバーするプログラミング
- チンアップとプルアップの使い分け
- よくあるフォームの間違いと、長い目で見て関節を痛めないための注意点
負荷調整
効果的なトレーニングをするために自分にあった負荷を掛けるというのは、懸垂でも変わりません。バーベル種目ではバーベルに付けるプレートの重さになりますが、懸垂では自分の身体にウェイトを足すか引くかということになります。バーベル種目よりも少し複雑ですが、少しの工夫でカンタンに調整ができます。
負荷を上げる
負荷を上げるのに一番カンタンなのは、チェーン付きのベルトにウェイトプレートをぶら下げる方法です。太くて頑丈なチェーンがあればベルトは必須ではありません。はじめは多少痛みや違和感がありますが、慣れてしまえば問題なくなります。
チェーンは短くした方がプレートがブラブラしにくくなります。ただ、短くしすぎると金的をくらうことがあるので注意が必要です。少しでも負荷を逃がそうとして脚を上げたときが危ないですが、一度やると二度と同じミスは繰り返さなくなるはずです。
ウェイトベストでも同じように加重できますが、ジムの備品で置いているところは少なく、自分でジムまで携帯していくのはあまり現実的ではありません。
他には、足にダンベルをはさむ方法もありますが、筋力が上がって重いダンベルが必要になってくると、足で保持するのは現実的ではなくなります。
旅行中には、完全防水のバックバッグに水を入れて使えると、長期間旅行に出てジムが使えない場合の負荷調整ツールとして活躍します。
負荷を下げる
負荷を下げるベストな方法はレジスタンスバンドです。これもジムの備品にはないことが多く、自分で買おうと思うと見た目よりも高いことが多いですが、良いバンドは一度買うと一生モノで、腕立て伏せなど他の種目でも活用できます。
レジスタンスバンドを使った懸垂の欠点は、身体を上まで引きあげた懸垂の可動域の一番キツい部分で一番補助が小さくなることです。(次のプログラミングのセクションで対策をご紹介します。)
レジスタンスバンドは厚みによって得られる補助の程度が変わります。厚みのあるバンドほど補助が大きくなるので懸垂が楽になります。
また、同じ厚みのバンドでも使い方によって補助力が変わります。バンドを片脚の膝に掛けるよりも、両脚の膝に掛ける方がバンドが長く伸ばされるので補助力が大きくなります。脚をまっすぐ伸ばして足にバンドを引っ掛けるとさらに補助力は上がり、そこから両足にバンドを掛けるとさらに補助力は上がります。
こうすることで、1本のバンドでも幅広く負荷を調整できるようになります。
ジムによっては「グラビトン」と呼ばれる下の画像のようなタイプのマシンを置いているところもあります。パッドにヒザを乗せて補助をしてもらうことで懸垂が楽にできるという構造です。これは段階的な負荷調整がカンタンにできて、自重の懸垂ができるようになるまでなかなか使えるマシンです。
それでも、個人的にはチンニングバーとレジスタンスバンドをオススメしたいです。
チンニングバーの方が本気でトレーニングする気になる人が多いと思います。チンニングバーでの1レップはやりがいも達成感もずっと大きいですし、ジムでトレーニングをしていれば、周囲に人がいることで良い意味でプレッシャーが掛かり、全力を出せるという要素もあるでしょう。
グラビトンを使う人はなかなか負荷(筋力)が上げられず、自重の懸垂ができるようになるまで長く時間を費やす傾向があると思います。
懸垂のプログラミング
セット数・レップ数の設定にはいろんな組み合わせがありえるので、特定の方法にこだわる必要はありませんが、私のオススメの方法を使ったプログラム例を紹介しておきます。
RPTスタイル(リバースピラミッドトレーニング)
自重で8回x1セット以上こなせる場合には、RPTスタイルをオススメします。
1セットあたりのレップ数を高く(負荷を低く)設定することで関節への負担を和らげることができます。これは筋力が上がって加重が大きくなるほど意味がでてきます。
基本設定
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1回目:自重x8, 自重x6, 強バンドx10
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2回目:自重+1.25kgx7, 弱バンドx9, 強バンドx12
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3回目:自重+1.25kgx9, 弱バンドx10, 中バンドx10
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4回目:自重+2.5kgx6, 自重x8, 中バンドx12 |
5回目:自重+2.5kgx8, 自重x9, 弱バンドx10 |
6回目:自重+5kgx5, 自重x8, 弱バンドx11
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7回目:自重+3.75kgx6, 自重x10, 弱バンドx10 |
8回目:自重+3.75kgx7, 自重+1.25kgx8, 弱バンドx12 |
9回目:自重+3.75kgx5, 自重+1.25kgx4, 自重x6
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10回目:自重+3.75kgx8, 自重+1.25kgx9, 自重x10
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いまの時点で、自重の懸垂が正しいフォームで1回もできないという人もいると思いますが、大丈夫です。できるようになります。
その場合、上に紹介したレジスタンスバンドを使った懸垂を行い、さらにエキセントリックのみの懸垂を追加します。
ジャンプしてチンニングバーにしがみつき、重力に逆らってゆっくり身体を下ろします。これを合計30秒か5レップ、どちらか少ない方に到達するまでやります。だんだん筋力が付き、合計30秒するのに必要なレップ数が少なくなっていきます。自重での懸垂が1回できるようになるまでそう長くは掛からないはずです。下の5×5スタイルでプログラムへの組み込み方を紹介します。
5 x 5スタイル
自重で8回こなすのが難しい人は、5回x5セットをオススメします。
1セットあたりのレップ数が少ないので、目標回数を達成しやすくモチベーションにもつながります。
基本設定
今回の例では、自重での懸垂が1回もできないところからスタートします。 |
1回目:自重x0, 中バンドx5, 中バンドx5, 中バンドx5, 強バンドx5, 強バンドx5, +エキセントリックのみ1セット |
2回目:自重x0, 弱バンドx5, 中バンドx5, 中バンドx5, 中バンドx5, 強バンドx5, +エキセントリックのみ1セット |
3回目:自重x1, 弱バンドx4, 中バンドx5, 中バンドx5, 中バンドx5, 中バンドx5, +エキセントリックのみ1セット |
4回目:自重x2, 弱バンドx3, 弱バンドx5, 弱バンドx5, 中バンドx5, 中バンドx5, +エキセントリックのみ1セット |
5回目:自重x3, 弱バンドx2, 弱バンドx5, 弱バンドx5, 弱バンドx5, 中バンドx5, +エキセントリックのみ1セット |
6回目:自重x5, 弱バンドx5, 弱バンドx5, 弱バンドx5, 中バンドx5
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〜 中略 〜 |
9回目:自重x5, 自重x3, 弱バンドx2, 弱バンドx5, 弱バンドx5, 弱バンドx5 |
10回目:自重x5, 自重x5, 弱バンドx5, 弱バンドx5, 弱バンドx5 |
〜 中略 〜 |
13回目:自重x5, 自重x5, 自重x2, 弱バンドx3, 弱バンドx5, 弱バンドx5
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レジスタンスバンドが使えない場合、選択肢はふたつあります。
ラットプルマシン
自重でできるだけの懸垂を行ったあと、ラットプルマシンに切り替えて、8〜10回x3セット追加で行いましょう。グラビトンでも構いません。
自重の懸垂のみのプログラミング
基本設定
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1回目:自重x5, 自重x4, 自重x2, 自重x2, 自重x1, 自重x1 |
2回目:自重x5, 自重x5, 自重x3, 自重x2 |
3回目:自重x7, 自重x5, 自重x3
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自重のみの懸垂を行うときには、体重の変化に注意が必要です。可能であれば懸垂の前に体重を量れるとベターです。
河森コーチのブログにも自重の懸垂を使ったプログラム例が紹介されています。おそらく上記の私の例より優れていると思います。
懸垂のフォームについて
良い懸垂フォームの一例▽
バタバタしない
懸垂で脚をバタバタさせるのはチーティングです。自分の記録が伸びていても、筋力が付いたのか、身体を振るのがうまくなっただけなのか分からないようなフォームは避けましょう。キッピングプルアップなんて名前が付いていますが、中途半端なフォームで加重をすると肩を壊すだけになってしまいます。
レップごとに「腕は伸ばすが力は抜かない」
懸垂の動作中、肩関節がしっかり噛み合った状態を保つのが大切です。
言葉だけでは伝わりにくいかもしれないので、バンザイをしてみてください。そこから腕を耳に近付ける感じで思い切り肩をすくめてください。懸垂の最中に、この肩をすくめた状態にならないように気をつけましょう。
身体を下ろしたところでは腕を伸ばしますが、肩関節は下にさげて、後ろに引いて安定した状態を維持するようにしてください。これは特に加重をするようになると重要になってきます。
腹筋とお尻を引き締める
身体がブラブラ振れないように腹筋と臀筋を引き締めましょう。身体をまっすぐに保ってギリギリまで懸垂をしたら腹筋を使っていることが感じられると思います。
アゴがバーを越え、ヒジが身体の横に来るまで挙げる
ヒジが体側まで引けたら1回です。ヒジを身体の後ろまで引かないようにしましょう。腕の長さによってはバーが胸に当たるかもしれませんが、それは1回とカウントする基準ではありません。アゴは引きましょう。ギリギリのところで首を伸ばして1回とカウントするのは無しです。
正しいフォームが維持できなくなったらそこでストップしましょう。
チンアップかプルアップか
チンアップとプルアップの違い
チンアップはグリップが逆手で、手のひらが自分の顔の方を向きます。プルアップは順手グリップで、手のひらは外向きになります。チンアップでは上腕二頭筋の関与が少し大きく、プルアップでは広背筋の関与が少し大きくなるとよく言われます。
記事の最後にチンアップとプルアップの筋活動を測定したグラフを紹介していますが、この2種目の違いを細かく考え始めると「木を見て森を見ず」になってしまうことが多いです。どちらの種目でも、上で紹介したように広い可動域を使って正しいフォームで行ったとき、全体で動員される筋肉は大きく変わりません。
また、プルアップの方がキツいので、十分なトレーニング経験のない人は、正しいフォームでできないことがほとんどです。中途半端なプルアップよりも、可動域全体を使ったチンアップの方がはるかに効果的に広背筋を鍛えられます。初心者の人はチンアップに絞るのをオススメします。いい加減なフォームを使って損をするのは自分だということを覚えておきましょう。
グリップをローテーションする
中級者になるとどちらでも良いですが、ヒジへの負担を和らげるために、2〜3ヶ月のサイクルでグリップを変えていくのをオススメします。
- チンアップ(グリップ狭め)
- チンアップ(グリップ肩幅)
- ニュートラルグリップ(肩幅)
- プルアップ(グリップ肩幅)
- プルアップ(グリップ広め)
- つり輪懸垂
キツさの順番に並べるとこんな感じになります。違和感を感じるグリップがあれば無理をせず、懸垂にバリエーションを持たせるようにしましょう。
極端なグリップは避ける
グリップ幅が狭すぎたり広すぎたりすると関節を痛める原因になります。すぐに痛みを感じなくても負担が掛かっていることはあるので注意しましょう。
私の個人的な定義では、肩幅から拳ひとつ内側を握るのが「狭め」で、チンアップでのみ使います。肩幅から拳ひとつ外側を握るのが「広め」で、プルアップでのみ使います。これより内側や外側を握ると、関節への負担が上がることはあってもトレーニング効果はあまり上がりません。
雑誌ですごい幅広グリップのプルアップの写真がよく使われるのは、広背筋が大きく見せられるので、カッコいい写真になるというだけです。
その他の懸垂トリビア
体重の変化に気を付けよう
可能なら懸垂をする前に体重を量るようにしましょう。例えば1〜2回記録が落ちたときも、体重が増えたと分かっていればムダに心配しなくて済みます。
懸垂はセット間の回復がむずかしい
他の種目に比べて、懸垂はセットが進むにつれて記録の落ち方が大きくなりやすいです。
(1セット目:10回 => 2セット目:6回 => 3セット目:3回など)
RPTを使っていて1セット目と2セット目の記録が大きく違うのが気になる人がいれば、普通のことなので心配しなくて大丈夫です。各セットごと分けて負荷設定をするのが大事と覚えておいてください。
ベンチプレスと懸垂で「プッシュ・プル」の筋力バランスをチェック
ベンチプレスと懸垂のトレーニング記録が同レベルであれば、押す力と引く力のバランスが取れていると言えます。これはマーティン・バークハンの筋力レベルの目安表に掲載していますが、河森コーチも基本的に同じ方法(1RM比較)を勧められています。ざっくりした目安としては使えると思います。
個人的には、背中の筋肉が強いことで肩の問題が出たという話は聞いたことがありませんが、胸の方が強ければ意識的に筋力バランスを正す必要があると思います。
ジムに行けばとにかく胸と腕ばかりトレーニングしているという人もいますが、それは良くありません。バランスのとれたトレーニングをするには、デッドリフト、懸垂、ロウイングなど背中を鍛える種目もベンチプレスと同じだけ集中してやるのが大事です。
2015/4/7 追記
EMGで見るチンアップとプルアップ
チンアップ、プルアップと「パーフェクトプルアップ」という画像のような回転式グリップを使った懸垂で動員される筋肉の違いをEMGを使って比較した研究があります。
下のグラフに実験結果がまとめられています。どちらの種目も広背筋と上腕二頭筋の関与が大きく、2種目間での違いは大きくないことが分かります。
グラフ内の部位名一覧 | ||||||
EO 外腹斜筋 |
ES 脊柱起立筋 |
PM 大胸筋 |
LT 僧帽筋下部 |
ISP 棘下筋 |
BB 上腕二頭筋 |
LD 広背筋 |
ブラブラしない例
ブレット・コントレラスが懸垂での体幹の使い方を比較したビデオです。
1回目の “Lumbar Hyperextension” とは「腰椎の過伸展」で、要するに背中を反らしすぎという状態です。脊柱起立筋への負荷が大きくなります。
2回目の “Hip Flexion” は「股関節の屈曲」です。身体を前に振って勢いをつけていますが、このとき腰を曲げるために股関節の屈筋群が働きます。
3回目が身体をまっすぐ保った良いフォームの手本です。体幹の筋肉が姿勢を保つのに働いています。
今回の追記は、ブレットが懸垂に関して書いたこの記事から重要と思えるところを抜粋しました。
こちらの記事では、あらゆるプル種目・ロウ種目の筋活動をEMGで調べた実験結果が見られます。ニュートラルグリップの懸垂とチンアップでは加重すると、バーベルカールよりも上腕二頭筋の動員が大きかったという結果が興味深いです。
両方とも英語ページです。いずれ翻訳記事として紹介するかも知れませんが、種目ごとに使われる筋肉のちがいに興味のある方には良い記事だと思います。
勉強させて頂いています!
懸垂のフォームで、『脚を後ろで組んで大臀筋を収縮させて行えば広背筋も収縮しやすくなる』とよく言われます。
脚が真っ直ぐと脚を組むやり方だと使われる筋群は変わってくるのでしょうか??
宜しければ八百さんの推奨するフォームが知りたいです。
自分は大臀筋を収縮させる方が自然と胸も張れて正確なフォームで行える感じがしています。
kojiさん、コメントありがとうございます!
懸垂のフォームは、細かく見ていくと人によってや目的によっていろんなやり方が考えられると思います。絶対的な正解を定めるのは難しいので、あくまでも個人的な見方として少し書いてみたいと思います。
まず、広背筋は骨盤につながっているので、ご指摘のように大臀筋を収縮させて骨盤を安定させられると、広背筋を強く働かせやすくなる可能性はあるのかなと思います。
個人的には膝を曲げて脚を交差させるのが好きですね。これは、胸を張るのも含めてkojiさんの感覚と共通しているかもしれないと思いました。ただ、意識的に大臀筋を強く収縮させるというよりは、下半身全体にある程度力を入れて安定させられていればOKという感覚です。特に意識を向けるのは、上半身の引く動作で目いっぱい力を出せているかという部分です。
懸垂ではご指摘のように広背筋が重視されることが多いですが、個人的には広背筋に的を絞るよりは背中全体を使う種目と捉える方が良い場面が多いのではと思っています。胸を張って、肩の可動域をできるだけ大きく使って腕を引いてくるようにすると、広背筋だけでなく僧帽筋や菱形筋も含めて強く刺激できるはずという考えです。
ただ、こういうスタイルだと広範囲を鍛えるには効率が良いとしても、広背筋だけを見た場合には刺激を最大化できているか疑問の余地があるのかなと思います。厳密に広背筋に特化して刺激を入れたい場合には、ケーブル種目などで細かく腕と体幹の角度を調整する方がベターな場面が多そうに感じます。例えば、コンテスト選手で広背筋がピンポイントで課題になるような状況では、こういう工夫をする意味が出てくるのかなと思います。
まとめると、懸垂に何を求めるかによって答えが変わるはずということですね。あとは個人の身体の特徴によっても効き方が微妙に変わると思うので、上記の考え方が絶対の正解ということではないですが、一般トレーニーには当てはまる場合が多い気がしています。
少しでも参考になれば^^
少しどころかめちゃくちゃ参考になりました(大汗)
自分も懸垂は背中全般に効かせたいと思っております。
ただ手軽に行えるのに難易度はかなり高めの種目だと感じています…
自重トレーニーの方達は脚真っ直ぐで行なっている場合が多いです。
握りもサムアラウンドですね。
回数重視なら脚真っ直ぐなのかなと…?
>少しどころかめちゃくちゃ参考になりました(大汗)
ありがとうございます!お役に立って安心しました。
>回数重視なら脚真っ直ぐなのかなと…?
どういう意図で脚を伸ばしているのかによって意味が変わりそうですね。ご本人からお話を聞いたり、トレーニングを拝見したりできれば具体的にお話しできるのでしょうけど…。
「スターティングストレングス」を読んで勉強させて頂いています!
懸垂のページがありチンアップが推奨されてるように読めたのですが…
リプトーは順手より逆手懸垂の方を薦めているのでしょうか??
自分は順手しかやってないので逆手も取り入れてみようかと読んで思いました。
kojiさん、コメントありがとうございます。
スターティングストレングスを読んでくださっているんですね。声をかけていただいて嬉しいです。
リプトーは逆手で行う懸垂が好きなようですね。
順手と逆手の他には両手を向かい合わせるスタイルや、吊り輪などを使って動作中に手の向きを変えられるようにするスタイルもありますよね。個人的にはどの握り方が優れているかを考えるよりも、人によってやりやすいと感じる握り方を選ぶと良いのかなと思います。
初めまして
私は片手懸垂を目標に懸垂に取り組んでいます
とても参考になる記事で勉強になりました
自重の懸垂のみのプログラミングについて質問なのですが、1セット目で8回できる場合、目標合計回数を何回に設定すれば良いでしょうか?
また目標合計回数を3セットでクリアできたら次の目標は何回増やすと良いですか?
ちなみに私は現在片側に体を引き寄せる懸垂(アーチャープルアップのようなもの)を週2回左右3セットづつ行っているのですが、合計回数を設定するトレーニングにした場合、左右合わせてセット数が大幅に増えてしまうことを懸念しています
そこで、左のみの日・右のみの日のように左右を日替わりで行うやり方を検討しているのですがトレーニングの効率が悪くなるでしょうか?
TKさん、初めまして。コメントありがとうございます。
>目標合計回数を何回に設定すれば良いでしょうか?
TKさんの状況によって答えは変わってくると思います。
片手懸垂にはいろんな要素が関係してきます。筋量を増やす、体重に対する筋力を伸ばす、(片側にかかる)高負荷に慣れる、身体の使い方を習得するといったことが思いつきますが、どこを重視するかに合わせてトレーニング内容を調整できると良いのかと思います。
>左右合わせてセット数が大幅に増えてしまう
>左のみの日・右のみの日のように左右を日替わりで行うやり方を検討
1日に左右両方のセットをすべてこなすのがキツいと感じられていれば、分割する方法を試してみるのは良いかもしれません。
その上で、実際にトレーニングをこなしやすくなるかや筋力の伸びを感じられるか様子を見てもらうと良いかと思います。
ガンバってください^^
はじめまして。とても読みやすく勉強になりました。
鳶さん、コメントありがとうございます。記事の内容が少しでもお役に立てば嬉しいです。
いつも大変参考にさせていただいております。
グリップのローテーションについてお伺いさせてください。
記事中では、グリップを2〜3ヶ月ごとに変えることを推奨されておりますが、これは少なくとも5×5スタイルでのチンアップで自重1セット8〜12回できるようになってからと考えてよいでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければさいわいです。
ぶるーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
>5×5スタイルでのチンアップで自重1セット8〜12回
1セットあたりではなく1回のトレーニングでの合計回数として8〜12回を目標とするのは良い目安になるかと思います。
ただ、個人単位で見るとチンアップとプルアップの回数に大きな差が出ない場合や、特定の握り方が関節にキツいと感じる場合もあるので、このままの形にこだわる必要はないと思います。ひとつの目安として参考にしていただくのが良いかと思います。
八百さん
ご返信ありがとうございます。
今気付いたのですが、「5×5スタイルのチンアップで自重1セット8〜12回」だと矛盾してましたね・・・
正確には、「5×5スタイルで懸垂のトレーニングを続け、自重にて1セット8回以上できるようになった場合」(RPTでのプログラムに移行できるレベル)となります。
言葉が足りず大変失礼しました。
ただ、それでも八百さんの回答を踏まえますと、
・チンアップとプルアップで回数にあまり差がない場合
・特定のグリップで関節に痛み・違和感などない場合
上記を満たしていれば、1つの目安として2〜3ヶ月でグリップを変えてみてもよいという理解でよろしいでしょうか。
>言葉が足りず大変失礼しました。
いえいえ、こちらこそ意図を汲み取れなくてすみませんでした。追記ありがとうございます。
>回答を踏まえますと〜1つの目安として2〜3ヶ月でグリップを変えてみてもよい
いいと思います。特定のグリップで痛みなどやりづらさがないとご自身で分かっている場合には、ひとつの目安になるかと思います。セットごとにグリップを入れ替えるというような方法もあると思います。例えば、1セット目はプルアップ、2セット目はニュートラルグリップ、3セット目はチンアップという感じですね。いずれにしても、トレーニング内容に一貫性を持たせると筋力が伸びているかを確認しやすいので、ご自身に合ったスタイルが決まれば、しばらく続けてみるのが良い場合は多いと思います。
八百さん
ありがとうございます。
セットごとにグリップを替えるというパターンもありなのですね。
参考にさせていただきます。
トレーニングに一貫性を持たせて筋力の伸びを確認しやすくする、というのはこちらのサイトでたびたびでてきますが、実際にやってみてその大切さを感じております。
今年初めくらいから当記事を参考にチンアップを続け、最初は1回もできなかった懸垂が8回コンスタントにできるようになりました。athletebodyのおかげであれこれ迷走せず一貫して続けられたのが大きいのだと思います。
八百さんとのやりとりをもとにこれからは定期的にグリップを変えていこうかなと考えております。
長くなりましたが、回答いただきありがとうございました。
これからもathletebodyを応援しております!
ありがとうございます!頑張ってください^^
はじめまして!質問させて頂きます。
柔道の補強目的で順手懸垂をやっていますがサムレスとサムアラウンド、どちらでやるのがいいですか?
それと今は自重で懸垂していますが、何回以上できたら加重するタイミングですか?
こんにちは、コメントありがとうございます。
厳密に懸垂にどういう効果を求めるかによって答えが変わる可能性はあるかもしれませんが、ご自身が力を出しやすく、手首やヒジに負担が少ないと感じる握り方を選ぶのが良いかと思います。
グリップや握り幅で広背筋への負荷に大差が見られないならパラレルグリップで肩幅より握り拳一つ分くらいの幅でやるのが一番怪我のリスクは少なそうで良いですね。
懸垂野郎さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
懸垂で鍛えられる筋力や筋肉量を伸ばすという意味では、あまり神経質にならなくても、どのグリップでも効果を期待できるとは言えると思います。
ただ、広背筋を鍛えるということに集中したい場合、各個人の筋肉のつき方や、身体の使い方によって微妙な違いが出てくることはあるので、ご自身にとってどうするのが良いかいろいろ試してみる価値は出てくると思います。
こんにちは。
あれから吊り輪なども購入して、懸垂を楽しんでいます。
一番キツいのが吊り輪懸垂とありますが個人的には一番関節に優しいのも
吊り輪懸垂かなと思います。
順手ワイドだと肩関節、チンアップだと肘関節が特に過重した場合に痛かったのですが
吊り輪ですと全然平気ですね。
ディップスも揺れるのでかなりやり辛いですが、それがまた面白くもあり
吊り輪自体が安価な為、もっと早く購入しておけばと思った次第です。
懸垂野郎さん、こんにちは。
>個人的には一番関節に優しいのも吊り輪懸垂かなと思います。
そういう場面はあるかも知れないですね。つり輪を使うと手首やヒジの動きに自由が利くようになるので、プルアップバーでは関節に負担が掛かる局面で、負担を逃がせるような場面はあるかもしれません。
最近はインターネットで手軽につり輪が買えるようになったのが助かりますね。プルアップバーで問題なく懸垂ができていれば必須ではないですが、高いものではないので、興味のある方はちょっと試してみるのも良いかも知れません。
はじめまして。
数日前にこちらのサイトに辿り着いた、Nと申します。
とても有益なサイトに辿り着けて、本当に心から嬉しいです!!
レジスタンスバンドを見て、一目で気に入りました(^-^)
こういう使い方があるんだなーと、
あはは 何度も何度も感心しながら観てます(笑)
ひとつだけお聞きしたいことがあります。
【オススメのレジスタンスバンドがあれば、教えていただけないでしょうか?】
以前、アマゾンで高評価のモノを購入し、
数年後使ったらはち切れて痛い目に遭ったので(笑)
【こちらのサイトに掲載されているモノは、どちらのブランドでしょうか?】
今、いいなぁと狙っているモノは、
FREETOOというブランドの4種類セットのフィットネスチューブ です(^-^)
お時間があるときに ご回答いただけたら嬉しいです。
Nさん、初めまして。コメントありがとうございます。
>数年後使ったらはち切れて痛い目に遭ったので(笑)
切れてしまうこともあるんですね。
レジスタンスバンドは、メーカーを問わずゴムの経年劣化で弱くなったり使えなくなったりすることはあるかもしれませんね。
>FREETOOというブランドの4種類セット
個人的にこのメーカーの一番細いバンドを持っていますが、特に問題なく使えると思います。
バンドを持っておくと懸垂に限らずいろんなところで重宝するので、4本セットを買ってみるのは良いと思います。
ガンバってください^^
初めまして。いつも参考にさせて頂いております。
トレーニングに目覚めパワーラックを購入しようと検討しているのですが一つ気になってる事があります。
チンニングバーがまっすぐなストレートバータイプと台形のようなベントバータイプ、どちらがより背中に効かせる事ができるのでしょうか?
マンボウさん、初めまして。
なぜかコメントの通知が届いておらず、お返事が遅くなってしまいました。すみませんm(_ _)m
バーの角度の違いによる筋活動の違いに関するデータというのは見たことがないです。私が個人的に知らないだけという可能性はありますが、バーの端が曲がった物を使う場合は、バーの種類によって手幅と手首の角度が変わってきますよね。それぞれのバーでの違いというところまで客観的に答えを出すのは難しいかなと思います。この記事内のパーフェクトプルアップを使ったEMGデータを見ると、大きな違いにならないような気もします。
また、どういう動きをすれば狙った部位に負荷を掛けることができるかというのは個人差もあるので、関節に負担が無ければ、あとはお好みで選んでもらうのが良いところかもしれません。
個人的には、自分でラックを買う場合にはストレートの物を選びたいです。これは懸垂時のグリップではなく、ストラップを付けたいと思った場合などに自由度が高くなるような気がするなーという理由です。
返信ありがとうございます。
おかげさまでどのパワーラックにするか決まりました!
あとはラックだけという状況なので自宅で高重量を扱えるようになるのが楽しみです♪
自宅トレーニー応援しています^^
楽しんでください!
こんにちは
改めてすみずみまで穴があくほど読み直しさせていただいてます。
以前懸垂一回と自重デッドリフト5×5を目標にしていくと
コメントしました。
何とか5回ほど懸垂ができるようになりました!←一応女性です。多分…。
デッドリフトもはじめは貧血気味?クラクラしていたのが
自重5×5できるようになったのですが
ここ一ヶ月くらい趣味のサーフィンに行くことができず体重が増えたようで
懸垂が3回くらいで上がらなくなってしまいました。
でもデッドリフトは絶好調で少しずつ重りを増やそうかという勢いです。
体は正直だなぁと思いました。
チカラコブがモコモコしてきています。チョット太いけどいい感じです。
あまりシビアなのは苦手なのですが、やはり重いのでもう少し食事に気をつけて
こちらのサイトももっと読み込んで行きたいと思います。
いつも楽しみに拝読しています。迷った時はいつも見ています。
これからもよろしくお願いします。
こんにちは、コメントありがとうございます。
おぉ、進歩が出ているようで何よりです。
他の人と比べてどうかということより、自分自身の変化の方がずっと重要で、前進している実感があると楽しいですよね。
サイトの記事がちょっとでも役に立っていれば嬉しいです。
ガンバってください^^
ありがとうございます。
おとといデッドリフト2・5k増やしました。少しずつですが
カラダと相談しながら細く長く変化を楽しんでいきたいと思います。
記事の更新、楽しみにしています。
アンディ!相棒と東野圭吾って私も全く一緒です!
ますますよろしくお願いします!
こんにちは。いつも拝読させて頂いております。
私は懸垂を満足に出来ないので、まず、こちらで紹介されているレジスタンスバンドを使った方法に挑戦してみようと思っています。
そこで質問なのですが、文中の弱、中、強バンドというのは何色のバンドの事を指すのでしょうか?(写真では3種類以上ありますよね?)それとも自分の体重の何割を補助するかでバンドを3種類選べばいいのでしょうか?
ご回答の程、よろしくお願いします。
緋色さん、こんにちは。
>何色のバンドの事を指すのでしょうか?
体重に対する筋力は人によってバラバラです。バンドの伸ばし方によって得られる補助の強さも変わります。
メーカーによって色も強さもいろいろなので、この記事の画像にこだわらずご自身が使えるバンドを実際に使いながら調整してもらうのがベストだと思います。
懸垂のお話ためになりました。重量すこしずつ伸びるといいです。ところで懸垂をしていてふと思ったのですがトレーニング中のドリンクは水でいいでしょうか。スポーツドリンクの方がいいでしょうか、食事前にトレーニングしているので完全絶食10分前BCAAのみです。他の記事でもトレーニング中のドリンクについての記事を見つけられなかったので合わせて教えていただきたいです。
初めまして、コメントありがとうございます。すごいハンドルネームですね(笑)
お好みで決められて良いと思います。
トレーニングのボリュームによっても感じ方が変わると思いますが、もしエネルギー不足を感じられるなら、ドリンクを考えるよりも食事を摂ってからトレーニングに入るようにした方が改善につながるかもしれません。
初めまして。いつも興味深く拝読させていただいております。
私は1年程前からメニューにチンニングを取り入れ、最初1回しかできなかったのですが、現在は8回出来るようになりました。今は10回目指して精進しているところです。
記事にあるリバースピラミッド法、早速実践してみようと思います。
そこで質問なのですが、リバースピラミッド法は3セット、ウォーミングアップを含めても4セットですよね?セット数としては少ない気がするのですが、それで十分なのでしょうか?
私としては、体が少しも上がらなくなるくらいセット数を増やしたくなってしまうのですが……
私は今、ウォーミングアップ+メイン10回×3セット+オールアウトまで+αセットで、
ストリクト・フォーム重視→上がらなくなったらチーティング→それでも上がらなくなったら飛びついてネガティブ動作のみ
と行っているのですが、ネガティブの動作も保持できなくなるほどに消耗させようとすると、7セットほどになってしまいます。
これでは多すぎるのでしょうか?
お時間に余裕がありましたらお答えいただけると幸いです。長文失礼しました。
まーくさん、初めまして。コメントありがとうございます。
>体が少しも上がらなくなるくらいセット数を増やしたくなってしまうのですが…
懸垂に限りませんが、ボリュームを上げるのが良いかは、全体の設定によります。何を目指してトレーニングをしているかということですね。
また、セット数の増やし方によって効果も違います。たとえば2セット増やすとして、1セットから3セットに増やす方が、3セットから5セットに増やすよりもトレーニング効果の変化は大きいです。しかし、疲労は2セット追加分しっかりたまることが多いと思います。
減量中には身体の回復力が制限されるので、やみくもにボリュームを上げるのは逆効果になりやすいです。
増量中はボリュームを上げる余地は増えますが、3→5や5→7と増えるほど、トレーニング効果の変化は小さくなることや、トレーニング全体のボリュームという意味では他の種目も関係してくるので、懸垂を増やす意味があるかはケースバイケースでしょうね。
ということで、「3セットが万能だから7セットもしたらダメ」という話ではありませんが、とにかく「ガンバった感」を追いかけるのもどうかな?という感じだと思います。
この記事は読んでもらっていますか?
まずは自分に合った手幅で回数が出来るようになったほうがいいですね。ジムで懸垂やラットプルをしているひとを見て感じます。無駄に広すぎたり、狭すぎて、力が入っていない、広背筋を使えていない人など・・・。
僕もそうでした。なので、最近でこそコンスタントに10r以上はいけますけど、ちょっと前まで全然だめでした。
僕の手幅の取り方というと、あくびしたときに両手を上に伸ばしたときの手幅でやっています。そのほうが身体が一番伸びる、肩甲骨が一番開く、広背筋が一番伸びると感じています。そうすることで、筋肉の伸張収縮を最大限に行えるのではないかと・・。
ある程度レップ数をこなせるようになってから手幅を変える方がいいのかな、と最近思っています。
こんにちはー!
>まずは自分に合った手幅で回数が出来るようになったほうがいいですね。
そうですね。
はじめは、どうすればどの筋肉に効くかというような細かいことを考えず、力の出やすいフォームで回数を追いかけるのが良いと思います。
そういう意味で、肩幅程度(or やや狭め)の手幅でチンアップが多くの人にとって入り口に使いやすいと思いますが、これにこだわる必要もないでしょうね。
以前はジムでトレーニングを行っていたのですが現在バーベルとウエイトしかなくパワーラックもないので懸垂の代わりになる広背筋のトレーニングはありますか。
現在はイェーツロウを行っていますがやはり懸垂のほうが面白いです。
いのうえさん、こんにちは。
広背筋にはロウ種目も使えますね。理想を言えば、懸垂などの縦の動きと、ロウ種目の横の動き両方取り入れたいところです。
ドアに設置するタイプのチンニングバーを試してみるといいかもしれません。
いつもは意見させていただいております。
私の筋トレの始まりは順手の懸垂が出来るようになりたい!でした。
正直体重も今より15キロほど重く一回も出来なかったのでネットで練習方法やフォームを勉強し、とにかく合計で30回を繰り返した。
ところ、1セット目で8~10回が出来るようになりました。
昨年の秋からはこちらのサイトを参考にBig3に専念していてたまに余裕のあるときにしかしないので今は8回がギリギリぐらいでしょうか?僕の中ではスクワットに次いで辛いトレーニングなので・・・長い目で見て気長にトレーニングするしかないのかな?自重で上がらなくなったら加重でエキセントリック?をしたら記録も伸びそうですね!
かずさん、こんにちは!
順調に成果がでているようでなによりです^^
自重で回数がこなせない場合、自重で強度は十分ということなので、加重してエキセントリックをする必要はないと思います。
はじめまして!
いつも拝読させて頂いています。
有難うございます!
以前自宅トレで加重チンアップを反動を使ってやり過ぎて
肘の内側を痛めてしまった経験があったので
最近まで懸垂をやっていませんでした。
(記事にあったようにグリップ同士がくっつく位の
狭い手幅でやっていたせいであったと思います。)
今では何とかワイドプルアップでストリクト15回ほど
できるようになり、フォームは大切だなぁと思っております。
そこで質問なのですが、パワーラックに付属する
パラレルバーで懸垂をすると大胸筋にも力がこもり
終わった後に胸も多少効いているのですが
これはフォームが悪い(絞り過ぎている?)のでしょうか。
また、海外の動画(ゲットーワークアウト等)を見ていると
凄く瞬発力を使ってポンポン体が上がっているのですが
これは遺伝子的に瞬発力が強いとかそういうことなんでしょうか?
反動を使ってもあそこまではポンポン上がらないのですが‥。
https://www.youtube.com/watch?v=8hNERmM3vAQ
ご回答いただけたら幸いです(´・ω・`)
初めまして、コメントありがとうございます。
記事内のEMGのグラフにあるように大胸筋もまったく関与しないわけではないですが、地方柔術家さんの状況がどうかはなんとも言えないですね。
ポンポン上がるというのは動画のはじめ1分くらいの部分を言われているかと思いますが、これはうまく反動をつけて、筋力は瞬間的に使っているのだと思います。筋力の問題より、身体の使い方のテクニックの問題だと思います。
CrossFitのキッピングプルアップはまさにこういうテクニックですね。この運動自体を楽しむ分にはありと思いますが、筋力トレーニングとは別物ですね。
ご回答有難うございます。
ストリクトなフォームでのチンアップとキッピングプルアップは別物なんですね。
自重のチンアップの際には広背筋・大円筋等の背筋群に効くのですが、加重してのチンアップを行いますと背筋群に加え、上腕二頭筋にも結構効いてきてしまうのですが、これは加重し過ぎということになりますでしょうか。
実際に効いているのと、効いている感覚があるのは必ずしも同じでないので、微妙ですね。
筋肉痛やパンプの具合は効果を判断するには頼りになりません。
加重するかは、フォームが維持できているかどうかを基準に考えるようにオススメしています。
こんちは、中島です。トレーニングでは、順手と逆手を1セット毎に交互にやっており、3セットづつ計6セットやっているのですが、どちらかに絞った方がよいでしょうか?ちなみに1セット目の順手でギリギリ7レップで限界です。
中島さん、こんにちは!
ウチでは、トレーニング記録の経過が見やすいようにどれかに絞るようにオススメすることが多いです。
うまく結果が出ていて、結果が出ているのが客観的にチェックできていれば中島さんの方法でも良いと思います。
ご返答ありがとうございます。二年ほどかけて1回も揚げられない状態からここまでになって来ました。ゆっくりではありますが、少しずつ結果が出てきているので、このまま継続して行きたいと思います。そのうち加重懸垂にもチャレンジしてみたいと思います。
>二年ほどかけて〜ここまでになって来ました。
素晴らしいですね。頑張ってください!