アナボリックステロイド卒業ダイエット

2012年12月にRippedBody.jpに掲載された英語記事の翻訳版です。
海外と比べて日本ではアナボリックステロイドの使用は一般的ではないので、AthleteBodyに掲載する必要性を感じていなかったんですが、当サイトの体験談ページの写真について、ネット上で「絶対クスリを使っている」というようなコメントをときどき見かけます。
「スゴい結果が出ている」という感想の裏返しとも取れるので、特に気にしていなかったんですが、身体づくりに馴染みの無い方が「あんな身体になるにはクスリが要るのか」と思うキッカケになると困るのでスッキリさせておきたいと思います。

当サイトでは、薬物の使用を勧めることは一切ありません。ノウハウもありません。クライアントさん自身で薬物を使われている可能性がある場合は、直接確認して、コーチングをお断りするケースもあります。

アナボリックステロイドを使うと、ボロボロの食事管理にイイ加減なトレーニングプログラムでも筋肉を付けて体脂肪を減らす事ができるようになります。
薬物を使った海外のボディビルダーの実践内容をそのままマネても、一般人の体形改善がうまく行かないのと同じように、薬物使用者に当サイトのプログラムが最適とも言えません。

数年前にアナボリックステロイドを使っていたというイギリス人のクライアントさんが、薬物無しでリーンゲインズを実践されました。実際のEメールのやり取りを一部抜粋して紹介していきます。

差出人:Rich
宛先:Andy
Re: パーソナルコーチング
ちょっと新しい事に挑戦したいと思って申込みました。私はジム経営をしていて、ジムの中でサプリメント販売もしています。正直言うと自分自身本当に信じているワケでもないのに、食事は毎日6回摂りなさいなんて話をするのが仕事です。
リーンゲインズを知ったのは数年前で、そのときはこんなに人気では無かったけど、BBCの特集を見てビックリしました。インターミッテント・ファースティングのことを学んで自分でも実践したいと思ってます。


知識レベル、筋力レベル、フィットネス業界で働く人かどうかに関係なく、申込みをもらうとパーソナルコーチングに入る前に、減量ペースの設定など12週間で何ができるかの結果予測メールを送るんですが、Richからおどろきの返信が来ました。

差出人:Rich
宛先:Andy
Re: パーソナルコーチング
それからアナボリックステロイドをひと通りとヨヒンベを取り入れたいです。アンディが反対なら止めようと思いますが、これでトレーニング頻度を上げられませんか?


一瞬冗談かと思いましたが、何種類もの薬品名と細かい用量まで具体的にリストアップされていました。私の返信です。

差出人:Andy
宛先:Rich
Re: パーソナルコーチング
薬物を使っている人の指導はしていないので、単純に何をどうアドバイスすれば良いか私には分かりません。
ダイエットをするとホルモンバランスが影響を受けます。リーンゲインズはその厳しい状況の中でできるだけ最善を尽くす方法です。
アナボリックステロイドはホルモン環境自体をゆがめてしまうので、三大栄養素の配分や食事タイミングなんかの細かな設定をする意味が半減してしまいます。
前回送った結果予測の内容は、アナボリックステロイド無しを前提にしています。ヨヒンビンHCLも現状はまったく必要ないと思います。
もし、薬物無しでダイエットをするのが初めてで気が進まなければお知らせください。


トレーニング頻度を週3回に抑えて、有酸素運動は無し、お気に入りのタバタ式インターバルも止めるように話していたので、前向きな返事は期待していませんでしたが…

差出人:Rich
宛先:Andy
Re: パーソナルコーチング
分かりました。薬物無しでやってみます。どんな結果になるか試してみようと思います。自分でもビックリすることがあるかも知れないですからね!


ってコトで、やりました。
リック リーンゲインズ 肉体改造 アナボリックステロイド
Richは初めの1週間で体重が4.5kg落ち、お腹まわりは7.5cm小さくなりました。これは身体の水分量が減った影響ですが、ちょっと振れ幅が大きかったので上記のデータは2週目からの11週間分を記載しています。合計すると12週間での変化は、体重がマイナス9.5kg、お腹まわりがマイナス19.4cmになります。

差出人:Rich
宛先:Andy
Re: パーソナルコーチング
この12週間、すごく良い意味で生活が大きく変わりました。アドバイスの通りにこのまま進めて、来年には増量のコーチングをお願いしようと思います。
この期間に学んだこと、どれだけ生活に良い影響があったかを考えると、コーチ料は安いものだと思います。自分の生活をコントロールできるようになって、自信も付きました。
私のジムのメンバーはまだ週6回のトレーニングに何時間も有酸素運動を続けています。私の身体の変化に驚いて指導して欲しいと数人に頼まれました。みんなにアンディのサイトを見るように話している所です。
私の写真をサイトに載せてもらえると嬉しいです。体験談も喜んで書きます。人の生活を良い方向に変えられる物ができました。お金で幸せや充足感を買うことはできませんが、私はすくなくとも仕事のやりがいができたような気がします。


リーンゲインズ アナボリックステロイドステロイド使用での減量(2009)VS リーンゲインズでの減量(2012)

写真左は2009年にアナボリックステロイドを使って減量をしたときのRichのベストコンディションです。写真右はリーンゲインズでの減量結果。
この3年の間トレーニングはイイ加減になっていたということですが、おそらく筋肉量は増えているので、ちゃんと比較できるのは体脂肪レベルだけでしょう。写真右では少しむくんでいますが、2012年の方が体脂肪は絞れています。

今回Richは自分の目指す体脂肪レベルまで、筋肉増強剤の力に頼らなくても絞ることはできると学びました。
サイトの体験談ページにぜひ載せて欲しいという希望でしたが、あくまでも薬物にまったく触れていないクライアントさんのためのスペースとしたいので、お断りして、混同をさけるために代わりにブログ記事で紹介しました。
ジムオーナーという立場を考えると、Richが自分の体験をこうして公開してくれたのは勇気の要る決断だったと思います。体形改善を成功させるには薬物が必要なのかと不安に思っていた方がいればきっと励みになるでしょう。

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2 Comments
Masahiro Kimura
Masahiro Kimura
2018年4月6日 9:05 pm

こんにちは。
私は筋力トレーニング歴2年、
170cm、75kgの男性です。
こんなにも素晴らしい情報を無料で提供してくださるathletebody.jp様には本当に感謝しています。
ありがとうございます。

以前から疑問だったのですが、トップフィジークアスリートさんやボディービルダーさんの減量時の食事をインターネットでみかけると、
・一日3000〜4000kcal摂取している。
・600gの炭水化物を摂取している。
等みかけることがあるのですが、こういったハイカロリーを摂取しながら減量することは現実的にできるものなのでしょうか。
確かにそういった方は筋肉量が多く、基礎代謝が高く、運動にも多くの時間をさけるとは思うのですが、いくらハードに筋力トレーニングをしようと、こんなにもカロリーを消費できるものなのですか?

私自身は減量となると1日トータル1500〜1700kcal程摂取するのですが、いずれこんなにも多くのカロリーを摂取しながら減量できるようになるのでしょうか。

それともアナボリックステロイドのおかげでそういったことが可能な身体の方たちにのみ当てはまるような話なのでしょうか。

お忙しいでしょうが、ご意見を聞かせて頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  Masahiro Kimura
2018年4月15日 7:13 am

Kimuraさん、こんにちは。

コメントの通知を見落としていました。返信が遅くなってすみませんm(_ _)m

カロリー摂取量が毎日3000〜4000kcalで減量が進む人というのは非常に少ないと思います。
どういう状況かが分からないので確定的なことは言えませんが、非常に運動量の多い人や、なにか狙いを持って減量中に短期間だけ食事量を増やしている場合などには、そういう数字になることはあるかもしれません。ただ、その数字だけを見て参考にできることは少ないと思います。

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