フィジーク2位入賞 藤井 聡史さん
体重 | 66.0kg | 57.9kg |
お腹まわり | 72.1cm | 65.5cm |
藤井さんのコメント
コーチングを終えて
12週間で学んだことは、まず第1に知識として分かっていてもそれを実践することの難しさです。パーソナルコーチングをお願いする前から、アスリートボディさんのサイトは閲覧させていただいておりました。しかし、知識を理解していたとしても、それらを上手く使うことができていませんでした。パーソナルコーチングをお願いしてから、ようやく知識と経験が結びつき、自分の頭の中での本当の理解に昇華できた気がします。
また、減量は科学だということも学びました。パーソナルコーチングをお願いする前は、とにかく頑張ればいいという考え方でしたが、あまり上手くいきませんでした。しかしパーソナルコーチングを通してアドバイスに従って減量を進めると……どんどん脂肪はなくなりカッコよくなっていく!…本当に不思議でした笑
もちろん減量することは楽ではないですし、何でも好きなものを好きなだけ食べられるわけではありませんが、それでもパーソナルコーチングをお願いする前よりは明らかにストレスも少なく減量を進められました。
このコーチング期間を通して学んだことで、今後に役立つことは何と言っても根性論だけでは上手くいかないということです。
パーソナルコーチングをお願いする前は、筋トレは毎日できるだけ!!……減量もとにかく食べない!!……サプリメントをたくさん!!……って感じでした笑
しかし、コーチングでアドバイスを受けて最初は、え!?そんなことでいいの!?って思いましたが、続けていくうちに結果がついてきて……筋トレも食事管理も根性だけではダメなのだなと感じました。もちろん、減量を続けていくなどの強い意志は必要ですが笑
はじめてのコンテスト出場を終えて
9月9日に千葉県の行徳文化ホールでビーフ佐々木ジャパンクラシックに参加してきました。私が出たのはメンズアスリートモデルの172.5cm以下級です。選手は全員で23人でした。
最初は不安でしたが、なんとか予選を通り、決勝でもアピール出来たと思います。
表彰式では下位の方から順位が発表されますが、なかなか自分の番号が呼ばれず……なんと準優勝することができました!
実は昨年にも同じ大会を観戦していて、ステージ上の選手に憧れて筋トレを頑張ってきました。まさか自分が一年前に憧れたステージに立って優勝争いをすることができたなんて…本当に夢のような体験でした。
この準優勝はコーチングでのアドバイス無しでは無理だったと思います。本当にありがとうございました。これからはこのパーソナルコーチングで学んだことを軸にして、増量では筋肉を増やしていきたいと思っています。今から次の大会が楽しみです!今度は絶対に優勝します。
本橋よりコメント
コーチングでの12週間、藤井さんはフィジークの大会に向けた減量をしてきました。
藤井さんはコーチングにお申し込みされる前からコンテストに向けた減量をご自身で進めていました。ただ、減量が停滞してしまったことで、どのように進めていければ良いのかが分からなくなってしまったとのことでした。
コーチングへお申し込みされた時、藤井さんは次のような状態でした。
- 1回につき合計20〜25セットの筋トレを、週6回行う
- 減量の停滞を抜けるために必要な食事が分からない
この時に藤井さんが行なっていた筋トレは量が多く、減量が進むほどに疲労が抜けなくなることが予想されました。フィジークのコンテストに向けたトレーニングでは、減量中に筋肉量を落とさないことが重要になります。トレーニング量は筋肥大には重要なのですが、疲労によって筋トレが効果的に行えなくなると、逆効果になるリスクがあります。
また、確実に減量を進めるために、カロリー収支をマイナスにできる食事量を設定することが必要でした。
そこで、コーチングではトレーニングと食事の内容を次のように変えました。
トレーニング
- 筋トレを行う頻度を、週6回から週3回へと減らす
- コンパウンド種目を中心にトレーニングプログラムを組む
藤井さんの感想に「コーチング開始前と比べてストレスが減った」とありましたが、筋トレの量を思い切って減らしたことで、身体がトレーニングから回復する余裕が出てきたと考えられます。
減量前半には使用重量が伸びた種目もありました。減量期間全体ではコンパウンド種目の使用重量をできるだけ維持するということに集中して頂きました。
食事
- ゆっくりと体重が減らせる食事量を設定する
- たんぱく質の摂取量はしっかり確保する
- たんぱく質以外では、炭水化物からのカロリー摂取量を多くする
筋肉量を可能な限り維持できるように、ゆっくりと体重を減らすカロリー摂取量を設定しました。また、炭水化物をしっかりと摂ることで、筋トレのためのエネルギーを確保しました。
全体として
トレーニング頻度を落としてシンプルな内容にして、減量ペースを急がないように設定することで、減量生活のストレスを抑え、目標に向かって確実に前進できることを狙いました。
コンテストに向けた減量では、準備期間が限られています。スタート時点での体脂肪と筋肉の量や、それまでのトレーニング経験によっては、減量ペースを速めたり、これ以上のトレーニング量が必要になるケースもあります。同じやり方をしても、必ずしもすべての方に対して良い結果が出るとは限りません。
藤井さんの場合は、シンプルなプログラムにして、最後まで確実にやりきっていただけたことが、今回のコンテスト準優勝という結果につながったと思います。
藤井さん、本当におめでとうございます!