ダイエットって大半が失敗します。うまく体重・体脂肪を落とせたとしても、その大半がリバウンドして元に戻ってしまいます。
ちゃんとプランを立てて少していねいに進めれば、ダイエットの苦痛もリバウンドの心配も小さくできるんですが、やっぱり目先の変化に目が行きがちです。
最近、とにかく短期間で思い切り体重を落として、ハデな前後比較写真をバラまいているプライベートジムがあります。大きなブランドになって、一般の人には「ここに入会さえすれば変われるかも」と考える人も少なくないですが、実際は無責任な販売戦略です。
名前の向こうの中身をみる
ダイエットもトレーニングも原則がある
糖質制限ダイエット、置き換えダイエット、ケトジェニックダイエットなどなど、リーンゲインズに限らず、世の中には無数のダイエット法があります。体脂肪を落としたいときはどれがいいのか?
自分の生活に合ってカロリー収支をしばらくマイナスにできれば、なんでも体重は落ちます。逆に、カロリー収支が変わらなければ、断食しても、どんなゼリーと置き換えても、サプリメントを摂っても、マズいお茶を飲んでも体脂肪は減りません。これを熱力学第一法則といいます。
急激な減量は、短期間で見た目を大きく変えられるのでインパクトがあります。必要以上につらく、長期間持続できないことが多いので、ウチのクライアントさんにはオススメしませんが、「2ヶ月で15kgダウン!」なんて売り文句を掲げているのは、それだけカロリー制限をしたってことです。
カロリー摂取量を変えると、三大栄養素の摂取量が変わります。いまの体形と目標に合わせて、どのくらいの摂取量や配分が良いかを考えるのが大事なところで、ダイエットコーチの腕の見せどころでもあります。
「言うは易し」で、実際は何度か失敗してから気付く人が多いですが、この食事量の調整がしっかりできれば、××メソッドでも、△△式でも、リーンゲインズでも同じ結果を出すことはできるはずです。
トレーニングでも同じことが言えます。このサイトでは、バーベルを中心にしたウェイトトレーニングを勧めていますが、ほかにもファンクショナルトレーニングと呼ばれるものや、加圧トレーニング、高強度インターバルトレーニングなど、いろんな「メソッド」があります。どれも画期的な効果があるような売り文句が付いてきます。
どんな方法を使うにしても、実際に筋肉を付けて身体を変えたいと思えば、漸進性過負荷の原則に従って段階的に負荷を上げていく必要があります。これを押さえられれば、バーベルでなくても、ダンベルでもケトルベルでも効果的なトレーニングはできます。
つまり、身体づくりには絶対動かせない原理原則があって、まずはそこから考える必要があるということです。
新しいダイエットやトレーニングはどんどん出てきます。□□法や◯◯プロトコルなんて名前が付いた新しい方法を見つけたら、「実際に効くのか?」そして、なにより「なぜ効くのか?」を考えてみてください。
答えが見えなかったり、ハッキリ説明をもらえない場合には、新手のイメージ戦略っていう線を疑ってみるのが賢いでしょう。
今そこら中に出まわっているイメージ戦略
上に書いた高級プライベートジムはこの典型的な例です。テレビCMにタクシーや電車の車内広告がそこら中にあふれていますが、「良い仕事をすること」にプライドやこだわりを持っているトレーナーやコーチの中には、苦々しい気持ちで見ている人も少なくないと思います。
実はしばらく前に興味本位でこのジムの無料カウンセリングを受けに行ってみたことがあります。
残念ながら、応対してくれたお姉さんの話はボンヤリしていて、なにも具体的なことを聞くことはできませんでした。ダイエットプランの詳細は、料金を払って入会してからトレーナーから指示があるということだったのです。そこで自分でちょっと考えてみました。
体重を15kg落とすといっても、その内の数kgはおそらく体内の水分やグリコーゲンが減る分があります。これはダイエットをやめて普通に食べ始めるとすぐに戻る体重です。
それを踏まえて、例えば2ヶ月で体脂肪を10〜15kg落とすとなると、カロリー収支のマイナス幅は1日1200kcal〜1800kcal程度になります。これは実質、ほとんどの人にとって1日500kcalで暮らすような生活になります。
炭水化物は完全にカットして、高たんぱく質・低脂肪という食事設定が見えてきます。即効性はありますが、長く継続することができず、2ヶ月後には燃え尽きてリバウンドの入り口が見えているようなダイエットです。
例えば、とにかく2ヶ月後にせまった結婚式までにお腹を引っこめることだけ考えている女性にはそれで良いかもしれません。
しかし、1年を通して身体を作って維持していくには、長期的な目標やプランを持って取り組む必要があります。真剣に身体づくりに取り組もうと思っているトレーニーや、そういうクライアントをサポートする立場のトレーナーはそんな極端な作戦を選ぶべきではありません。ムリなペースでの減量に付いてくる弊害はいろいろあります。
- 筋肉を維持するのが難しくなる。
- 減量に伴うホルモンバランスの乱れが大きくなる。
- 必要以上に空腹感に苦しむことになる。
- イライラしたり、集中力がなくなったりする。
- ムリな食事制限は持続できず、終わったとたんコントロールが効かなくなる。
- リバウンドを繰り返すと、身体の脂肪細胞の数が増え、レプチンというホルモンの分泌が変化し、空腹感を感じやすくなり、体脂肪を落とすのが難しくなっていく。
自分のクライアントが減量とリバウンドを繰り返しているのは、トレーナーとしての信頼や評判にも決してプラスではないので、賢いトレーナーはこういうムチャはしないものです。
しかし、テレビCMで「あのジムに行けば誰でも2ヶ月で15kgヤセられる」というカン違いが広まると、まともなトレーナーは仕事がしづらくなります。
上に原則の話をしましたが、テレビCMのブランド力があっても無くても身体を変えるのに必要なことは変わりません。ブランドジムに通ってもムチャをすれば継続できなくなるし、いろんなリスクもしっかり付いてきます。ブランド名ではなく中身に目を向けるのが重要です。
高級ジムでのカウンセリングに話を戻します。
「たんぱく質ばかりの食事ですか?」と聞いたら、「特製のプロテインパウダーを使えば大丈夫ですよ」と勧められました。
値札を見てしばらく何のことだか分かりませんでしたが、本当にこの値段で売られています。一般に販売されているプロテインの11〜12倍です。(写真は消費税5%時の表記です。)
「特別に開発したプロテインパウダーで、長い時間アミノ酸を供給する」という触れ込みになっています。
一般的なホエイプロテインよりもゆっくり消化吸収されるカゼインプロテインを使っているのでしょう。ゆっくり吸収されるプロテインは以前からあって、特に新しいものでも高価なものでもありません。魔法のような効果があるわけではないので、摂取量が変わらなければ、本当に意味のある違いにはなりません。それでも11倍の値段を出させてしまうのがブランド力・イメージ戦略の恐いところです。
「ダイエットの詳細は、加入後にはじめのセッションでトレーナーに相談してください。専門の教育を受けた最高レベルのトレーナーなので、なんでも聞いてくださいね。」という話でした。プランづくりをするだけの1セッションに何万円か掛かるわけです。
実際に会わせてもらえなかったので、どのくらいの知識レベルなのかは分かりませんでしたが、最近Twitterでこんな画像を見つけました。
未経験OKで、研修は1ヶ月までだそうです。もちろん私は加入しませんでしたが(笑)
身体を変えたくてトレーナーにつこうと思う場合は、スタート前に以下のポイントに注意してみましょう。
- 食事面で具体的なプランの説明を受けられるか?
- トレーニングについて具体的な説明があるか?
- トレーナー本人から話を聞けるか?
- 減量ペースなどが非現実的な目標設定になっていないか?
- サプリメントを推してこないか?
- 自分の希望に対してなんでもかんでもYESと言っているだけではないか?
(最後の点について、最近河森コーチも似た内容の記事を書いていました。)
ハデさに訴える高級ジムが大きな顔をして、まともなトレーナーは仕事がしにくくなり、新しくフィットネス業界に入ってくる若いトレーナーはそのシステムに飲み込まれてまともな仕事を覚えられない。
今回はこんなトレンドをどうにかしたくて記事にしてみました。こういうサービスが大きな顔をしているのは、実際にこれにお金を出す人がたくさん居るからです。
ちょっと調べて、ちょっと考えて、賢い消費者になりましょう。
この記事を見て「もっともだ」と思われたらFacebookやTwitterでシェアしてもらえると嬉しいです。普段はお願いしないようにしているんですが、今回は多くの人に見てもらうことに意味があると思います。
初めてコメントします
数ヶ月前からまじめ?に筋トレを再開したへなちょこホームトレーニーです。
日本のサイトってガラパゴス化が凄いのでこちらのサイトはとても助かってます。
最近ジムに行き始めた友達もいて、正しい知識で継続していくのが大事だと思うばかりです。(自分を含めて)
情報に踊らされないようにするには最低限の知識を学ぶのが一番ですもんね、何の変哲もないりんごを一万円だして買うのは嫌ですから、しかも体調不良のオマケ付きで・・・
一時有名だった(有名トレーナー面した?)youtuberさんはフィットネス業界全体が盛り上がるからと〇イ〇ップを評価してましたが、長い目で見ればただでさえ根付いてないフィットネス文化にさらに幻滅するきっかけになるだけじゃないかな~と思ったり
初めてのコメントで長文失礼しました、
今後もお世話になりますのでよろしくお願いします
norioさん、初めまして。コメントありがとうございます。
>長い目で見ればただでさえ根付いてないフィットネス文化にさらに幻滅するきっかけになるだけじゃないかな~
ここは本当にそうだなぁと思いました。
「マーケティングが素晴らしいから見習うべき」という声もあります。ただ、そのマーケティングも突貫工事のような肉体改造ありきなら本末転倒だなぁと思ったりします。
自宅トレ楽しんでください^^
最近、我が地元にも支店が出来たようなので、一度は見学に行ってみたいな~なんて思っています。笑
経験者がyoutubeで映像配信しているのを見つけました。
こちらでシェアさせてください。
あちこち支店が増えているんですねぇ。
YouTubeの動画は、食事管理に誤解を生む可能性がある内容だったのでリンクを削除させてもらいました。
間接的にもプロモーションの手伝いをしたいサービスではないので、せっかくですがすみません。
初めまして。いつも本当に楽しく読ませてもらっています。
元々はリーンゲインズ関連での検索でこのサイトに辿り着きましたが、それ以外の大変有用な情報やアンディーさんと八百さんの他の方とのコメントでのやり取りに感銘を受け、今回勇気を出してコメントさせて頂きました。
正直この記事では、既知の内容であった記事上で指摘された高級プライベートジムの問題点よりも、コメント上での読者の反応に衝撃を受けました。
こういった間違った情報やサービスの提供の仕方に対する物の見方について、フィットネスに興味のない方への理解を深める事の重要性を改めて痛感したというか…
フィットネスとは無関係の職業に就いている自分ではありますが、それでも何故か凄くショックで…いたたまれない気持ちになります。
モリケンさん、初めまして。コメント、勇気を出していただいてありがとうございます。笑
この記事は、公開時にFacebookやTwitterでたくさんシェアされて爆発的にアクセスを集めました。いまはもう落ち着いていますが。
それだけみなさんあちこちで見るハデな広告やサービス内容に違和感を感じられていたんだと思います。
ただ、多くの方が読まれると、みなさん感じ方もそれぞれなので、ネガティブな反応もいただきます。Facebookでもたくさんコメントをいただきました。
どういう情報を届けるべきか、どうすれば気持ちよく読んでもらえるか、バランス感覚に気をつけてサイト作りをしないとなと感じています。
面白い記事でした。
僕はトレーナーつけて、2年かけて30キロ落としましたが、やったのは筋トレと食事の見直しのみです。
トレーナーつけてといっても2週間に1度みてもらうかたちで、あとは自分でトレーニングしました。
周りからは、パワーリフティングやってる?とか格闘技してる?とか言われますが、毎回ダイエットですよと答えてます。
ジムで仲良くなった方には、ダイエットの人に負けたと言われます。別に全く勝負してないんですけどね。
話がずれましたが、痩せた自分の実感として、
ダイエットは、自分が一生続けれるようなもので、生き方変えるくらいのものなんだろうなと感じてます。
大げさに書きましたが、継続できるものじゃないとダメだよなと思ってます。
また、トレーニングしてる人間が見ると巷に誇張や嘘が多いなとわかりますね‼︎
最後にどこのジムにも明らかに知識なかったり、トレーニングしてないだろうなというトレーナーはいますよね。
新入会の人にスクワット聞かれたら、やりながら説明してましたが、説明とその人の動きがバラバラでした(ーー;)
他にも僕がフロントスクワットしてたら、
それ、なんですか?
とトレーナーの方に言われたこともあります(^^;;
人の身体を扱うというプロ意識と知識を持ってもらいたいもんですね。
たっちゃんさん、初めまして。コメントありがとうございます。
>継続できるものじゃないとダメ〜巷に誇張や嘘が多いなとわかりますね‼︎
ここの部分、その通りだと思います。まともな食事とトレーニングを続けていれば、ゆっくりでも身体の変化をリアルに感じられるので、不自然なものを見ると「なんか変だ」と分かることが多いですね。
逆に、ウソや誇張に乗ってしまうと、その分遠回りになることが多いと思います。
違う道に進みたくて一度、PFTをやめて、もうしないなと思ってたのですが、ちょっと事情ができ、ある廉価なPFT専門ジムを謳うスポーツクラブで働くことになりました。(ライ◯ッ◯ではない)
ものすごく久しぶりにフィットネス業界に帰ってきたわけですが、そのクラブがエライ繁盛しているのにビックリ。
で、やたら会員の方々は「2〜3ヶ月なんだよね!」と、
口々にいってくる…なんだなんだ?
何やら聞くところによると、ここ1〜2年で急に会員数が増えたとのこと。
さらに聞くとライ◯ッ◯なるものが巷ではやっているとのことでした。
ん?なにそれ?
何年もテレビナシの田舎暮らしだったので、さっぱりわからず…
そこで、こちらのサイトにたどり着きました。
なんだかあれですね、あれを思い出しましたが、
ビリーのDVD。
アメリカ本国(特にハワイでしたか?)で異様に売れ残ってしまったので、
世界の人たちはみんな、日本人は簡単に騙されて、
簡単に金を出すのを知っているから、
うまいこと言って高値でさばきまくったのと似てますね。
最後のほうは新品2000円までに値段下がってましたね。
あの頃はトレーナーだったので、よくあれってどう?
と相談されてましたが、高すぎるんじゃないですか?
と言ってもやっぱり買ってましたね、みんな。
止めても、ムダでした。
今のジムもウハウハになってて、
ライ◯ッ◯みたいなコース、作ろうかなって
オーナーは言うのですけど、
今、15分1セッションですよ、絶対いつか飽きる〜〜
痩せないだろうし…
ビリーみたいにひととおり騙されきったら
みんな飽きて消えていくのにな…知らないぞー。
自分は辞めたと言ってもPFTの仕事が嫌になったわけではなく、
むしろ誇りを持ってやっていたつもりなので、情けなさがよくわかります。
こっちの言うことを信じない人も少なくないし。
何度でも、何にでも喜んで騙されるんですね、日本人って。
Yosee TAKAHASHIさん、初めまして。コメントありがとうございます。
こういうフィットネス業界の一見ムダにも思えるはやりすたりって海外でもあるんですが、いくつか要素があるように思います。
■ とにかく楽がしたい
ガンバリたくない人が甘い言葉に誘われてしまうパターンですね。キツいものは続かないので流行りにくい。
■ 集団心理
みんながやっているから自分もやるパターン。こういう場合は身体が変わるかどうかより、みんなと同じことをやっていることに意味があることも多いと思います。
■ まともな情報不足
日本人は波風立てないようにする心理が強く「おかしいものはおかしい」という情報発信をする人が少ないです。
なにかうさんくさいものに気付いたら、口に出さず「せめて自分はだまされないように」と考える人が多いように思います。それは結構カンタンに「だまされるヤツが悪い」という感覚につながります。
最近になって感じることですが、他人に気を遣って、あらそいを避ける気持ちが結果的に日本人に利己的な行動をとらせているような気がします。
なんとなくアンチ日本っぽいコメントになってしまいました。。
私は、毎日英語のフィットネス情報に触れ、アンディをはじめ日常的に外国人と関わりがあって、その分自分が日本人であることを大切にしたいと思っています。
このサイトが日本人のための「まともな情報源」になれれば良いんですけどねぇ。
アンディさん、八百さん。
こんにちは。記事に載っているジムの元トレーナーの小森といいます。
この記事について私も同じことを感じています。
お客様の健康のために長期的な計画でダイエットプランを提案していくのがまともなトレーナーと私も思いますし、そう指導しています。
ちなみに私がいた店舗ではほとんどのトレーナーがまともなであまり無茶なことはさせていなかったように思います。
ただ、記事で疑問にされていた通り、レベルの低いスタッフがいたのも事実です。
トレーニングをろくにしないトレーナーが「スクワット」を指導していましたからね。
最後になりましたが記事、面白かったです。
他の記事も大変勉強になります。
今後も応援させていただきます!
小森さん
初めまして、コメントありがとうございます。
実際にそこで働き現場を見られていた方から、実名で書き込みいただけるとリアルに感じられます。
現在は独立されているんですね。
この記事には、面接を受けられた方からの体験談もありました。(ちょっと下の方▽)
この企業のやり方に影響を受けている人が多いことを実感します。
トレーナー活動ガンバってください^^
初めましてnakaと言います。
凄く感銘受けたのでシェアさせて頂きました。
私は大学時代に体育大学にいた程度なので、栄養学やトレーニングに関してもに、専門の方々に比べたらかなり未熟ですが、結局のところそのトレーニングをする人たちのやる気なんだなと思います。
私自身、社会人になって怠けきった体を10キロ減量、体脂肪17%から11%、筋力も40%増(ベンチプレスMAX比)を3ヶ月ゆっくりかけてやりました。
週1回のトレジム(メニューは体幹部分の大きな筋肉を中心)、週一回の有酸素運動、過度の食事を控えただけ。
プロテイン等で栄養を補うのも上記の値段の1/10で済みましたしね(笑)
元々スポーツをかなり専門にやっていない、一般の方からしてみれば、どうすればあんな風な体系になれるかを実感したことが無いからこそ、あの過大広告で「あそこなら私も・・・」ってなっちゃうんでしょうけど、結局はその人が意識をもってやり遂げられるかどうかだけかと凄い思います。
なんで、意識をもって・・・を二回言ったかというと、この記事をシェアしたら
「教えて!」「楽に出来るの??」
的なコメントが友達から来たものですから・・(笑)
「こうゆう風にやるんだよー」と返したら「結局運動なのね・・・・」だそうです(笑)
ちょっと今回の記事とは話が違うかもしれませんが、凄くお伝えしたかったので、コメントさせて頂きました(笑)
nakaさん、初めまして。コメントありがとうございます^^
>元々スポーツを〜だそうです(笑)
ここの部分、大いに納得です。
「効果的」というのは「世界一楽できる」という意味でも「世界一しんどい」という意味でもないんですよね。
ちょっと興味を持ってやってみると、ゆっくりでも身体が変わっていくのが感じられるので、楽しくなって続けられる人はたくさん居ると思うんですけど。
Sad, but true.
初めまして。私は大学でレスリングをしているものです。
ウエイトトレーニング、減量などのことについて調べてるうちにこのサイトにいきつき、非常にためになる情報を得させてもらいとてもありがたく思っています。
そこで質問なのですが、私の大学ではほぼ毎日、朝6時頃から朝練習がありインターバル、ウエイト、長距離走などをおこなっています。
そして今日他の部員が、寝起きでウエイトなどのきついトレーニングをするのは意味がないと言ってきました。
理由としては朝は体内の栄養が無い状態であり、体も頭も起きてないからだそうです。
僕は昨日の夜ご飯の栄養が次の日の朝にも残っているだろうし、筋肉を落としたくないのならこのサイトでも紹介されているようにBCAAを飲めば問題ないのでは?と思っています。
実際のところ早朝、寝起きに行うウエイトや走りなどの高強度のトレーニングの有効性はあるのでしょうか?カテゴリーが違うかもしれませんがすいません。回答いただけるとうれしいです。
WATARUさん、初めまして。コメントありがとうございます。
>寝起きでウエイトなどのきついトレーニングをするのは意味がないと言ってきました。
言い方の問題かなとも思いますが、意味がないということはないですね。
たしかに完全な空腹状態で激しい運動をするのは最適ではないです。BCAAで対策にはなります。100%の対策になるかは、運動の時間・量・強度によって変わってきます。
寝起きでは、集中力が出にくくて、ウォームアップに時間が掛かったり、全力が出しにくかったりするかもしれませんが、だからムダということはありません。
両方ともベストの条件でなくとも、まったく何もしないよりずっとベターですよ。
ラ◯ザップは吉◯メソッドのプログラムを最初はまんま取り組んでたみたいですから(笑)
山本さん、初めまして^^
そうなんですね。短期間で思い切り絞ろうと思うと方法も限られてくるんですよね。
共感できますが、ジムに限らずどこの企業も商品を売るためにイメージ戦略はするものです
読んでいると何となく、批判をしながらも自己プレゼンをしているようにも見えます
嫉妬もあるのでは?
いまどき、カロリーがいくつなんて神話に近い事も書いているのが残念です
人間は500カロリーだろうと生きていくのに問題はありません
炭水化物完全カットで何がいけないのですか?
カロリー計算って本当にあってます?
もう少し、客観的に書いてくれるとすんなり読めたのに勉強たりないかな?と一般人の私が思う程度の記事に残念…
haruさん、初めまして。コメントありがとうございます。
今回は特にたくさんの方が読んでくれたので、いろんな感じ方をする人がいるんだなと実感します。
栄養学に関して少し誤解をされているようですね。ひとつずつ説明しようかと思いましたが、必要以上に長くなりそうなので止めておきます。
もし、気になるようであれば、疑問点に関連のある記事のコメント欄で建設的な形で質問をしていただければ解説いたします。
こんにちは ウエイトリフティングをやっているkenです。減量について質問があります
現在インターハイに向けて63kg20%から56か52へ向け減量をしています。
2月に1日−500kcalを目安にしたら、スクワットが5kgほど上がり、3kg体重が減りました。このペースでインターハイに向けて減量をしたら52に行けないのですが、筋力が大きく落ちるので諦めたほうがよいでしょうか? ここ一週間1800kcalにしてみたら体重は減って良いのですが、スナッチやc&jが下がりました。スクワットの重量は維持できたのですが、カロリーを上げたほうが良いのでしょうか? お願いします。
kenさん、こんにちは。
名前のこと理解してもらったようで、ありがとうございます。
このコメント欄から読み取れる範囲での答えですが、52kgまで落とすのは現実的ではないでしょうね。
体脂肪率の数字は正確に測定できるものではないですが、20%だと仮定して考えると、体重63kgで体脂肪が12〜13kgあるということです。
体脂肪だけ7kg落として56kgまで到達したら、体脂肪率10%前後になります。これでも一般的な感覚ではかなり絞れている方です。
11kg落として52kgというと、体脂肪率はほとんどゼロに近づき、筋力どころか健康でいられるか疑問が出てくるでしょう。
これは体脂肪率の数字が正しいと仮定しての話で、体内の水分や筋肉量の変化なんかも考慮していないので、実際にはこんなにカンタンに数字で語れるものではないですが、イメージをつかんでもらえればと思います。
インターハイ頑張ってください^^
ありがとうございます!
すいませんでした
アンディさん、八百さん こんにちは。
いつも楽しく拝見しております。
3年ほど前にラ〇ザップの面接を受けたことがあるのでその時の話でも。
書類選考をパスして、新宿にある本社にて面接となりました。行ってみるとフィットネスとは無縁であろう普通の女性2名が面接官でした。(拍子抜け!)
トレーニング歴等質問されると思い、意気込んでおりましたが、特にトレーナーを採用する感じの質問は無く・・・。
「何かご質問は?」と言われたので、「こちらは吉〇メソッドと同じ糖質制限ダイエットですよね?」と質問したところ、「吉〇メソッドとは違います。当社は当社独自のプログラムでどうのこうの何たらかんたら」と少し取り乱した感じで面接修了。糖質をカットすることの害について等、質問したい事が沢山あったのに・・・。
晴れて不採用となりましたw
ですが昨年、ついにマンツーマントレーニングの小さなジムを開業するに至りました。
マンツーマンということもあり、「ラ〇ザップみたいなやつですか?」とか「2ヶ月で良いんでしょ?」とか良くいわれ迷惑してますがw
FITさん、初めまして。コメントありがとうございます。
>晴れて不採用となりましたw
すいません。ウケました(笑)
実体験のお話だけにリアルさが伝わってきます。
今回は、いつも以上にトレーナーさんやジムスタッフの方から反響をもらいました。まったく同じでなくても似たような経験されてる方多いんだなと思います。
採用するには知識がありすぎたかもしれませんね。爆笑です。
大きなジムのやり方に巻き込まれて、同じイメージで見られるトレーナーさんがいるのは残念です。
コメントありがとうございました。
私の1ヶ月の体作りの支出は、プロテイン代¥4300とジムの会費¥6600になります。
後は普通の人と同じような生活費です(笑)
ちゃんとした知識と行動力さえあれば、思い描いた体に近付いていくのに、人って迷うイキモノですよね。
あ、そうそう。
コンビニでお昼を済ませようとすると割高です!
そこだけは普通の人の選択肢(唐揚げ弁当にするか、のり弁当にするか)とは違うので(笑)
サラダボウル+鶏胸肉水煮+ツナ水煮缶+ヨーグルト+無糖コーヒー=1000円
唐揚げ弁当+カップラーメン+お茶=600円
高いけど、セブンイ○○ン便利です・・・・
あ、すみません
脱線しまくりました。
小田さん、こんにちは!
昼食メニューすばらしいですね。工夫が見て取れます。
パンも栄養成分をチェックすると、いろいろ違いがあるのでおもしろいですね。
あの広告に出るための、オーディションがあるらしいです。
In the company we visited, we were told directly that the main guy in the all the adverts was a member of staff. This may have changed now, but that was the case back then.
アンディの方が早かったですね。
カウンセリングを受けたときに応対してくれた女性は、社員が自ら肉体改造をして写真を撮影していると話していました。
最近ではYouTuberを使った宣伝もしているので、事情が変わっているかもしれないですね。
こんにちは。
ラ○ザップもゴ○ルドジムもブランドと言えばブランドなわけですが、全く方向性が違いますね。
情報弱者に付けこむ人たちはどの世界、どの業界にもおりますので、トレーニングの世界、業界でもこのようなプライベートジムが出現することは不思議でもなんでもないと思います。
広告を閲覧したところ、詐欺罪も絡んでくるような内容が閲覧できますので、こういった情報発信のサイトがあることは大変望ましいと思います。
高橋さん、コメントありがとうございました。頑張ります!
このジムに通っていた人に話を聞いてみたことがあります。
食事も、まぁ、めちゃくちゃ。そりゃあ、いろいろなものが落ちて、体重が落ちるのは当然だと思いました・・・。
期間終了後に、メンテナンスという名目で、トレーニングの時間が付いているとか・・・w メンテナンスってなんだよwwwと内心爆笑でした。w
金額もウン十万・・・いつも買う鶏肉がどれだけ買えるか想像してしまいましたw
M&Mさん、こんにちは!
おぉ、実践者の話、良かったら聞かせて欲しいです。
このジムの名前で検索しても、マーケティング目的のブログばかりが出てきて、生の声は見つけにくいんですよね。
鶏肉の換算おもしろいですねぇ。ボクはこういう計算にはいつも「うまい棒」がでてきます(笑)
うろ覚えですが、、、
クライアントは女性。
食事は、炭水化物は基本禁止。食べるとしても本当にすこし。
野菜は「両手に乗る分」、豆腐や卵、肉類は、「片手に乗る分」。
そしておなかが空いた場合は、売ってるプロテインを飲んでおなかを少し満たす。しかも一日2杯までだったかな??
「手に乗せられる分」というのが単純で分かりやすいとは思いました。そういう単純さも無知の人には分かりやすい例えなのかな~と思いました。
聞いた限りでの僕の計算でいくと、1日の摂取カロリーは500 - 900kcalでした。
最初聞いたときに、生活に支障でるんじゃないの?と思いました。。
改めて信者本人に話を聞こうと思ったのですが、途中で教祖をディスってしまいそうなのでやめました。笑
ありがとうございます。
突貫工事っぷりがよく分かりますね。「とにかく何も考えず2ヶ月ガマンする」という感覚なんでしょう。
>途中で教祖をディスってしまいそうなのでやめました。笑
大人ですね、大人!
ちなみに、クルクル回る系のCM、あれを撮った人と、モニターを募集した人は友達なんですw
製作する人たちに罪は全く無いのですが、どういうやり方で痩せさせているのか知っている立場としてはなんだか複雑でしたね。(笑)
こんにちは!記事シェアさせていただきます。まさにその通りです。
私もトレーナーになりたくて、今University of Oregonに留学してExercise and Performance, Nutrition and Performance などを学んでいます。
はい、日本にいた時、駅、電車の中、バス、いろんなところでその広告を見て、本当にイライラ…。でももちろん、それを見て純粋な気持ちで信じてしまう人がいるでしょうし、大金をはたいてダイエットを決意する人もいるでしょう。日本はそのような点で少し遅れていますよね、世の中に出回っている正しい情報が海外に比べて少ない気がします。だからこそ、マーケティングだけではない、知識のあるお二人のようなトレーナーになりたいです。
どんな分野でも、エキスパートと一般人がいて、例えば家を建てるとして建築会社から説明を聞いたとしたら、私はそれに関しての知識が全くないので、全部信じてしまうかもしれないですし。笑
だからこそ、自分で考えられる消費者を手助けできるような情報を発信していきたいな、と思いました。
Natsumiさん、初めまして。コメントありがとうございます。
>どんな分野でも、エキスパートと一般人がいて〜全部信じてしまうかもしれないですし。笑
そういうことですよね。とてもいい例えだと思いました。
勉強ガンバってください^^
ありがとうございます!頑張ります!!
Thank you for the comment. Absolutely right.
Thank you for the reply 🙂
本当に信用できる専門家を選び出す難しさ。
それが根底にあるのかもしれません。
自分の専門分野でこのような商売されたら(できないでしょうが)、真面目に仕事をする気がなくなります。
仲間を集めて、声を大にして、叫びまくるでしょう。
業界が焼畑のようになることが問題です。
声をあげるのは声の小さな個人であり、注意喚起をする団体であったり、一般的に高い認知度のある方がいないってことかと思います。
室伏広治とか、声明ださないかな。
感情のあまり、言葉足らずでしたので、追記します。
専門家同士の仕事ならば問題がないと思うのですが、
専門家が素人に対して仕事をするので問題だと思います。
薬や化粧品なら、薬事法で引っかかるでしょう。
そういう意味では、昔の化粧品に近いかもしれません。
化粧品は歴史があるため、薬事法もあるし、消費者のリテラシーがしっかりしているから、今は問題ではないかと思いますが。
この化粧水(20万円)を使えば、誰でも佐々木希になれます。
本当にあれば、皆買うと思います。
こよさん、こんにちは。
なるほど、化粧品には法律のしばりがあるんですね。
“Bodybuilding is not exact science” とよく言われます。
ボディビルでもパワーリフティングでも、健康のための筋力トレーニングでも、実践内容の特徴をリストアップすることはできても、完全に白黒(良し悪し)の線引きができるものではないんですよね。
こういうグレーゾーンが法律には扱いにくかったり、いろんなスタイルの商売が生まれる余地を生んでいると思います。
今回の記事の話みたいなことでなければ、もちろんいろんな方法があって良いんですけどね。
ライザップ関係では以下の様なニュースが出ていましたね。
<ライザップ社>広告表現の一部削除申し入れ 神戸のNPO
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000107-mai-soci
こういう動きが出てくるのは健全なことで、そのうち、広告表現の規制が入ったり、広告を信用しなくなっていくのでは、と思います。
こよさん、こんにちは。
このニュースはボクもどこかで見ました。
返金あたって条件があるので、全額返金と謳っているのがどうかということですよね。
こういうものに免責事項は付き物だとは思いますが、イメージではなく中身に目を向けてみようという意識が促されるのは良いことでしょうね。
その通りです。
Facebookにてシェアさせていただきます。
コメント、シェアありがとうございます。
はじめまして
あまりにもビックリしたので初コメントを決意しました
このプロテイン実は袋が巨大で10キロ入りという落ちはないのでしょうか?
まーさん、初めまして。初コメントの決意ありがとうございます(笑)
写真は500gのパックなんですが、これが2個セットであの値段のようです。本当に何が起こっているのかと思いました。
よく帰宅時間帯の原宿駅近辺で例のCM音のビートを大音量で流したトラックの広告宣伝車を見かけました。
見るたびに品がなく感じていて同じトレーニーとして若干恥ずかしく思っていました。
僕は1年ほど前にこのサイトを発見しまして現在の心の拠り所として常に更新のチェックをしているサイトファンの一人です
今回の初コメントを機会に常日頃感じていた疑問を相談したいと思っています。
その際はどうぞよろしくお願いいたします。
宣伝車まであるんですね。タクシーの車内広告くらいまでしか知りませんでした。
長くフォローしていただいているようで、ありがとうございます。
真剣に読んでくださっている方ほどコメントいただけてないことが多く、そういう方に書き込んでもらえると本当に嬉しいです。
こちらこそ、よろしくお願いします。