筋トレ科学:カーフレイズは立つタイプが効く

今日はカーフレイズのフォーム比較です。カーフレイズを「立つタイプ」と「座るタイプ」に分けて効果に違いがあるかを考えます。

ふくらはぎには腓腹筋とヒラメ筋という筋肉があります。腓腹筋はヒザの上、ヒラメ筋はヒザの下につながっていて、この構造から腓腹筋はヒザの角度によって伸ばされたり縮んだりするという特徴があります。

最近の研究で、筋肉が伸ばされた状態で負荷をかけると筋肥大効果が高まるケースがいくつか確認されています。

ふくらはぎの場合は、ヒザを伸ばすと腓腹筋が伸びた状態を作ることができます。そして、2023年の研究でこれが筋肥大効果に影響を与えるかが調べられました。

両方のスタイルを12週間続けて筋肉の大きさを測定したところ、立つタイプで腓腹筋の筋肥大が明確に大きくなりました。

また、ヒラメ筋の筋肥大効果には目立った違いが見られなかったのもおもしろいところです。

ヒラメ筋はヒザ関節の角度が影響しないので、立つタイプでも座るタイプでも同程度の効果になったと考えることができます。

これまでカーフレイズに関してはヒザの角度との関係を踏まえて、腓腹筋を鍛えるには立つタイプが有効で、ヒラメ筋には座るタイプの方が良いと言われることがありました。

しかし、今回の研究結果を見ると、立つタイプを選べば腓腹筋もヒラメ筋もしっかり効果を得られそうです。

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2025/5/16 文責:八百 健吾

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