画像引用元:りゅう様
はじめまして。この度AthleteBodyの一員となりました大林孝成(おおばやし こうせい)と申します。
この記事では私がどんな人間なのか、フィットネスに対してどのような想いを持っているのか、そしてどんな背景があってAthleteBody加入に至ったのかご紹介したいと思います。
趣味としてのフィットネス
まず、私は小さいころから身体を動かすのが好きで、バスケットボールや野球、ボクシング、トレイルランニング、ロードバイクなどのスポーツに関わり、競技として真剣に取り組んできました。決して運動センスがあったわけではありませんでしたが、目標から逆算して計画を立て努力し結果を出すまでの過程におもしろさを感じていました。
ウエイトトレーニングと出会ったのは高校1年生のときでした。私は当時野球部に所属していたのですが、野球の補強として上級生からBIG3を教えてもらったのが始まりです。そのときは、努力に比例して使用重量と体重が増えていく感覚に夢中になりました。決して力が強い方ではありませんでしたが、部内では誰よりも熱心にトレーニングしていたように思います。
高校野球を終えてからもウエイトトレーニングを続けていましたが、2015年にトレーニング雑誌に写るボディビルダーを見て「こんな体になってみたい」と思ったことがありました。それがきっかけでボディビル競技を目指してトレーニングするようになりました。
競技を始めて身を持って学んだのは、「自分はごく普通の人間でしかない」ということでした。ただがむしゃらにトレーニングをして、自分の限られた経験だけを頼りにコンテストに挑戦してもトップ選手のような身体には到底なれないのだと痛感しました。そこで、突出した才能を持っていなくても確実に効果を見込める方法を学ぶ必要があるのだと考えるようになりました。
AthleteBodyを知ったのは本格的にボディビルトレーニングを始めてすぐの頃です。トレーニングについて情報収集しているときに偶然AthleteBodyの記事を見て、フィットネス業界には商品を売るための悪質なウソや、個人の経験談に過ぎないものが確かな理論のように広まっていることを知りました。
ウエイトトレーニングについて学ぶにあたって、AthleteBodyのコンテンツを参考にしている方は多くいるかと思いますが、私が最も大きく影響を受けたのは、「枝葉の情報に惑わされず、基礎的なことに注力して確実に成果を上げる」という考え方でした。これは私自身がトレーニングを続ける中で柱となっています。
2017年にはAthleteBodyが開催した抄読会に参加したり、2020年にはコンテストコーチングのモニターとして本橋と一緒に大会までの減量に取り組んだりと、様々な場面でAthleteBodyの助けを借りながらボディビルダーとしてのキャリアを積んできました。
仕事としてのフィットネス
私はプライベートだけでなく仕事としてもフィットネスと関わってきました。大学卒業後はまったく別分野の企業に就職したのですが、「好きなことを仕事にしたい」「フィットネスで人々の幸せに貢献したい」という思いを抑えられず、フィットネス業界に転職しました。パーソナルトレーナーとしてクライアント様のダイエットや身体づくりのお手伝いをさせていただき、その後はサプリメント事業部に配属されフィットネス情報の発信を行ってきました。
しかし、販売促進のための情報発信をする中で「私自身がやりたいこと」と「業務上やらなければいけないこと」が少しずつズレてしまうようになりました。目標を達成するためには数字が取れそうな話題を取り上げたり、本来の趣旨が伝わらないリスクを負ってキャッチーなタイトルをつけたりと、私自身が必ずしも誠実と胸を張れないやり方が必要になってきてしまうのを感じました。
私は「人々の幸せに貢献したい」という目標を持ってフィットネスの仕事をしています。ビジネスとして求められることと、私個人の目標を両立することはできないかと模索している中、AthleteBodyのメールマガジンで新しいコーチを募集しているという情報に触れました。AthleteBodyは私自身が手本としてきた存在です。これまでのフィットネス人生の集大成として力試しをするつもりで採用試験を受験しました。そして、AthleteBodyのメンバーとして活動するご縁をいただくことができました。
転職にあたって迷うこともたくさんありました。経済活動をする以上、どこに所属しても程度の差はあれど数字を無視することはできません。33歳にして仕事を変えることにも怖さがなかったわけではありません。しかし、それまでの環境に留まり続けるよりも新しい場所でチャレンジするべきだと覚悟を決め、AthleteBodyに加入することにしました。
これまで読者やクライアントとしてAthleteBodyのコンテンツと指導に触れてきて、AthleteBodyがフィットネスのプロとしてプライドを持って誠実に活動していることはよく理解しています。AthleteBodyの方針と私のやりたいことが合致しており、これまで以上に誇りとやりがいを持って働けるという確信がありました。フィットネス業界で仕事をするには申し分ないチームからお誘いをいただけたチャンスを逃さず、挑戦することにしたのです。
私自身フィットネス人としては道半ばで、まだまだ力不足なこともたくさんあるかと思います。しかし、フィットネスを自分の人生のテーマと定めた以上、誰よりも粘り強く努力できるはずだと思っています。AthleteBodyの一員としてより良いサービスが提供できるよう全力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。
AthleteBodyから
今回の新コーチの採用にあたって募集を行ったところ、総勢47名からご応募をいただきました。みなさん腕に覚えのあるフィットネス指導者でレベルの高い選考となりました。厳しい競争を経て大林の採用に至った経緯をコチラにまとめています。
AthleteBodyのパーソナルコーチングは現在多くのお申し込みをいただいて順番待ちをお願いしています。大林の担当枠に早く入りたい方は、下のリンク先からお申し込みください。