迷信10 朝食はしっかり、夕食は控えめに

投稿者 : Martin Berkhan

リーンゲインズ 朝食しっかり 夕食控えめ「朝は王様のように食べ、昼は女王様のように食べ、夜は貧しい民のように食べよ」という英語の言い回しがあります。夕食で摂る炭水化物の量を減らせば、脂肪として蓄えられにくいハズという考え方もありますね。誌面ではもっともらしく見えるかもしれませんが、これを立証するものは無く、逆にこれを間違いだと示すものは多くあります。


この迷信に反対する最も強力な材料として、ラマダンの期間中や期間後の身体組成や健康状態に関する研究が数多くあります。これは極端ですが説得力のある例でしょう。
日常的に夕食が豪華になるラマダンの食事サイクルは、体脂肪率やその他の健康に関する測定値に良い影響を与えるか、変化をもたらしません。人々は真夜中にご馳走を囲み、炭水化物をまさにバカ食いしますが、何の悪影響もありません。
それでもこの奇妙なフィットネスやボディビルの世界では、夕食時に50グラムの炭水化物を食べるかどうかに頭を悩ませているのです。

迷信の起源

朝食を摂らないことと肥満に関係が見られたように、夜遅くに食事を摂る事と体重にも関係を見いだすことはできます。ここまで読んでくれた方には分かるでしょう。
「深夜にテレビの前でお菓子を食べるのが習慣化しているようなタイプには、やはり体重の重い人が多いようだ」ということを理由に「夕食を食べると太る」と言う理屈は誤りがあります。
肥満の原因になっているのは、遅い時間帯に食事を摂っていることではなく、生活スタイルの問題です。しっかり管理された研究で、夕食を多く摂ったことで身体組成に悪影響が出たと示すものはありません。
交代制の仕事をする人達の食生活を調べた研究が引用し「夜遅くに食事を摂る事は良くない」という主張がされることがあります。これらの研究はカロリー摂取量の管理がされておらず、さらに食事とは別にシフト勤務が耐糖能や血中脂質といった健康の指標に悪影響を与えることも混同しています。
私は普段動物を使った研究を引用しませんが、サイエンスデイリーではアカゲザルを用いた研究結果を取り上げ、夜食神話を一掃しています。サルはげっ歯類よりもヒトに代謝が似ているため一見の価値はあるでしょう。

この記事を読む価値があったと感じられたら、ちまたに溢れるウソを信じ込まされている人たちにこのページを教えてあげてもらえればと思います。
私自身もそうですが、多くの人がこういった迷信を信じ込まされ、取り憑かれたような食生活を送っています。肉体的にも精神的にも健康を害する可能性もあります。こういったものに終止符を打って、みんなが苦しまずに済むようにしましょう。

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Martin Berkhan

マーティン・バークハンはリーンゲインズというダイエット法の開発者です。脂肪燃焼や筋肉増強、トレーニングに関する科学的研究結果を何年にもわたって読み重ね、彼自身で試し、さらに過去数年間で得られた何百ものクライアントとの実際の経験を基に、いまは確立された非常に効果的な物になっています。
www.leangains.com というサイトで素晴らしい記事を公開しています。すべて英語で書かれていますが「Results」というバナーからクライアント写真を見ることができます。

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コメント

  1. ここまで読み終わりました。全て納得できることばかりです。
    私の、筋トレを併用しての初めての本格的減量では、朝はマルチビタミンミネラルやその他サプリメントのみ、昼夜はタンパク質+大量の野菜+必要最低限量の炭水化物による減量特別料理、そして時々カーボリフィードと称して夜に炭水化物バカ食いの結果、体重は-6,4kg、ウエストは-7cm、腹囲(ヘソ周り)は-13cmでした。
    見た目は、「脂肪が多く筋肉は少ない」と「肥満」の中間辺りから、「洋ナシ体型」位になりました。(現在は、増量時「洋ナシ体型」、減量時「中途半端」〜「ややガリガリ」位。女性が筋肉をつけるのは難しいです)
    これには、OneHさんをはじめぞろっぺさんやおかよはんなどのアドバイスがとても役立ちました。ご存知ですか?

    1. petitpiaf111さん、コメントありがとうございます。

      初めての減量もメリハリを持ってうまく実践できたのかなという風に見えました。成功体験は貴重ですね。

      ぞろっぺさんとおかよはんという方は存じ上げませんが、OneHさんは、こちらのページでもサイトをご紹介させていただいています。

      1. 下のお二人は、アメブロでお世話になりました。
        ぞろっぺさんのブログ「インチキダイエット業者とトレーナー撲滅委員会 ♪♪♪♪ぞろっぺのブログ」は、Athelete.bodyと大部分共通する内容を、小中学生にも分かりやすいよう思いっきり平易に書かれたものです。
        ちなみに、ぞろっぺさん主催のグルっぽ「筋トレとダイエット」では、時々OneHさんが回答してくれます。私はそれで助けられました。

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